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5.地理

中華民国の主張する国土の総面積は11,418,174km²である。このなかには現在中華人民共和国の中国共産党政府が実効統治している区域に加え、外蒙古(モンゴル国トゥヴァ共和国)、清朝ロシア帝国に割譲させられた領土(江東六十四屯パミール高原)、インドのアルナーチャル・プラデーシュ州、それにミャンマー北部の地域(ミッチーナ以北の地域、胡康河谷江心坡及びに南坎)も含まれている。これは、中華民国が清朝の全ての国土を継承したという認識によるものであり、中華民国は国交がないモンゴル国の独立を公式的には承認していない(詳細は対モンゴル国関係を参照のこと)。さらに、日本の主権下にある尖閣諸島1969年、「青天白日旗」を掲揚し、付近海域の石油採掘権をアメリカ企業に与えた上に、1971年6月以降は中華人民共和国による同様の主張に対抗するべく、領有権を主張している。

建国当初の中華民国は中国大陸を領有する国家であり、1895年に日清間で締結された下関条約により日本に割譲された台湾島一帯はその版図に含まれていなかった。台湾島一帯が中華民国領となったのは、1945年の第二次世界大戦における日本の敗戦により、台湾島一帯を「中国の一部」として中華民国が自国領として回収したことによる。その後、国共内戦の結果、中華民国は1955年までに台湾省1947年成立)、福建省の一部以外の領地を全て喪失し、1912年の建国から一貫して統治している地は福建省の金馬地区のみとなっている。しかし「『中国』における唯一正統な政府」を自認する中華民国は大陸部の統治権を放棄せず、中華民国政府が発行する官製地図『中華民国全図』には前記地域を中華民国国土として掲載している。しかし2004年1月、内政部は、実効支配地域外を含めた『中華民国全図』の新規発行を停止する決定を発表し、今後公式な国土範囲にも変化を来たす可能性が示唆されている。

現在の中華民国が実効支配する範囲は台湾島(台湾)一体と金馬地区(金門県)、東沙諸島南沙諸島から成り立っており、日本や中華人民共和国、フィリピンなどと領海を接している。なお、詳細については台湾の地理を参照のこと。

(出典:Wikipedia)

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