ランキングモンスター
5.歴史
5.2.古代ギリシアの民主政
現代の民主主義は古代ギリシアの都市国家(ポリス)にその起源を見ることができる。古典ギリシア語のデモス(demos、人民)とクラティア(kratia、権力・支配)をあわせたデモクラティア(democratia)がデモクラシーの語源である。しかし古代ギリシアの民主政は各ポリスに限定された「自由市民」にのみ参政権を認めただけのものであった。
例えば、女性や奴隷は自由市民とは認められず、また、ギリシア人であっても他のポリスからの移住者には市民権が与えられることは少なかった。だが、やがて一部の扇動的な政治家の議論に大衆が流され衆愚政治化していき、やがてアテナイを初めとする民主政の国家は君主制・寡頭制の国家に敗れて衰退する事になった。
このため、ソクラテス・クセノポン・プラトン・アリストテレス・アリストパネスと言った知識人はこれを批判的に捉え、以後民主政は無統制で無責任、無能力な人間が政治を動かしていくという、いわゆる「衆愚政治」の悪名を持って呼ばれる事になり、以後大衆には国家を統治する能力はないとする政治学的な常識が人類史に定着する事になった。
(出典:Wikipedia)
ランキングモンスタートップ>民主主義>古代ギリシアの民主政