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ラテン語-古典ラテン語について調べるならランキング★モンスターで簡単チェック!!
2.歴史
2.2.古典ラテン語

紀元前1世紀以降、数世紀にわたって用いられたラテン語は古典ラテン語古典期ラテン語)と呼ばれる。のちの中世、また現代において人々が学ぶ「ラテン語」は、通常この古典ラテン語のことをいう。この古典ラテン語は書き言葉であり、多くの文献が残されているが、人々が日常話していた言葉は俗ラテン語口語ラテン語)と呼ばれる。この俗ラテン語が現代のロマンス諸語へと変化していった。

古典期においては、scriptio continua (スクリプティオー・コンティーヌア、続け書き)といって、分かち書きにする習慣がなかった(碑文などでは、小さな中黒のようなもので単語を区切った例もある)。また、大文字のみを用いた。さらに、キケロ前10643)の時代までは X までの21文字だったが、紀元の初めにギリシア語起源の外来語を表記するために YZ が新たに使われるようになった。以下が古典期のアルファベットである。

A, B, C, D, E, F, G, H, I, K, L, M, N, O, P, Q, R, S, T, V, X, Y, Z (23文字)

ただし、K は KARENDAE 等の他は固有名詞に限定されて常用されることはなくなった。 1 の音については、QU で表記される場合を除いて C が常用された。

古典ラテン語では C および G はそれぞれ常に および であり、現代のロマンス諸語とは違い、 や 、、 などのように発音されることはなかった。Y を含めた6つの母音字は長短両方を表したが、ごく一時期を除き表記上の区別はされなかった。

古典ラテン語のアクセントは、現代ロマンス諸語に見られるような強勢アクセントではなく、現代日本語のようなピッチアクセント(高低アクセント)だった。文法面では、古ラテン語所格(処格、地格、位格、依格、於格などともいう)は一部の地名などを除いて消滅し、六つの主格呼格属格与格対格奪格)が使用された。また以前の時代の語尾 -os や -om は、古典期には -us、-um となった。

この時代の話し言葉俗ラテン語)では、文末の -s は後ろに母音が続かない限り発音されない場合があった。また au は日常では と読まれた(現代のフランス語と同じ)。このように古典期には、話し言葉と古風な特徴を残した書き言葉の乖離が起きていた。現在古典ラテン語と呼ばれるものはこの時期の書き言葉である。

(出典:Wikipedia)

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