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2.日本における変遷
2.1.前近代

日本では、淳和天皇天平宝字4年(760年)に開基勝宝(かいきしょうほう)という金銭が発行されている。1枚で、銀銭10枚に相当させている(『続日本紀』)。しかし金銀銭は実際には殆ど流通せず、中世まで金銀は秤量貨幣として通用しており、砂金のままで使用されることも多かった。産地の偏在から、銀が西日本中心に使用されたのに対し、金は東日本中心に使用された。

金は銀に先駆けて定位貨幣として整備されていった。戦国時代には、甲州金が発行された。流通貨幣ではないが、豊臣秀吉が作った天正大判は、表面積が世界最大級の金貨である(2004年10月に1000トロイオンスウィーン金貨が発売されるまでは世界一だった)。

江戸時代に入ると本格的な全国流通を前提とした小判一分判など定位金貨の発行が幕末期まで継続し、当初は秤量貨幣として発足し江戸時代末期になってようやく定位銀貨が受け入れられてきた銀貨とは対照的である。

(出典:Wikipedia)

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