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8.干支にかかわる伝承や俗信
8.5.干支と年中行事
干支は、二十四節気や雑節と結びついて、各地でさまざまな行事がおこなわれている。
中国の漢代には、正月最初の子の日には皇帝が鋤で耕し、皇后が箒で蚕床をはらって、祖先神や蚕神をまつる行事があったといわれている。
この行事は、古代日本にも伝播しており、正倉院には使用した鋤と箒が現存している。正月初子(はつね)の日に、山野に出て若菜をつみ、若松をひいて長寿を願った行事が、『小右記』にも記された「子の日のお遊び」であり、平安時代の宮中の年中行事であった。
それ以外で著名なものとしては、
- 初午…2月最初の午の日に稲荷神社で祭礼がおこなわれる。
- 端午の節句…5月の月初めの午(端午)の日におこなわれる年中行事。
- 土用の丑の日…土用<ref>雑節にもとづく暦。雑節とは二十四節気以外に設けられた季節の区切りのこと。本来は、土用は立春前、立夏前、立秋前、立冬前の年4回ある。</ref>(立秋前の18日間)の丑の日。風呂に入ったり、灸をしたり、「ウ」のつく食べ物<ref>「ウ」のつく食べ物とは、丑(うし)からの連想と思われる。ウリや梅干し、ウナギなどであるが、ことにウナギは有名である。実際に牛を食べなかったのは、肉食が憚られる時代には無理だったこと、当時の牛は肉や乳を供するのではなく主として労働力に用いられていたことなどの説がある。</ref>を食べるとよいとされた<ref>飯倉(2003)。</ref>。
- 亥の子…旧暦10月の亥の日に行う刈上げ行事。
- 酉の市…11月の酉の日の鷲神社でおこなわれる祭礼の際、神社境内に立つ市。
- 子の日祭…ネズミが大黒天の使獣と考えられたところから、子の月(11月)の子の日におこなわれた。
- 丑紅…寒中につくった紅は質が良いとして丑の日に「丑紅(寒紅)」を売る行事。
などがある。
(出典:Wikipedia)
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