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1.概説
10と12の最小公倍数は60なので、干支は60回ずつ一周する。干支には、十干と十二支の全て組合せのうちの半数しかない。例えば、一覧01~60で「子」は5回あるが、「甲子」は存在するが「乙子」は存在しない。これは、10と12に共通の約数2があるので、干支の周期が積の120ではなく、最小公倍数の60になるからである。
中国を初めとしてアジアの漢字文化圏において、年・月・日・時間や方位、角度、ことがらの順序を表すのにも用いられ、陰陽五行説とも結び付いて様々な卜占にも応用された。古くは十日十二辰、十母十二子とも呼称した。
起源は商(殷)代の中国に遡る。日・月・年のそれぞれに充てられ、60日(ほぼ2か月)、60か月(ほぼ太陰太陽暦5年)、60年などをあらわす。干は幹・肝と、支は枝・肢と同源であるという。日本、ヴェトナム、朝鮮半島などに伝わった。
なお、日本語で「えと」という場合、ね、うし、とら、う、たつ…の十二支のみを指す用法がよく見られるが、後述するように、「え」も「と」も本来は十干に由来するものであって、厳密には誤りである。
(出典:Wikipedia)