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3.技法によるアニメーションの種類
3.2.素材による分類
平面素材のアニメーション
- 動かない背景画の上に、セル画と呼ばれる透明なフィルムシート上に部分的な描写を変化させて動きを描いた絵を重ねて撮影するセルアニメーション。動かない部分を描く必要はなく、分業化が容易なため、商業アニメーションで多く使われる。セル画と呼ばれるのは、かつては実際にセルロイドを用いたため。1990年代以降、原画として紙上に描かれた絵をスキャナーに取り込んで、彩色と背景画の合成の過程をコンピュータ上で行うことがほとんどである。セル画の項目も参照。
- 切り絵を用いた切り絵アニメーション。切り紙アニメーションともいう。影絵アニメーションはバリエーションの一つ。キャラクターの絵を切り抜いて、背景画の上に置いてコマ撮りする。動きに応じてキャラクターごと絵を一つ一つ描く場合と、キャラクターの絵をあらかじめ関節など各パーツに分けて動かしながらコマ撮りする場合がある。セルアニメーションが開発される以前は盛んに用いられ、日本では1923年前後から使われ始めた。当初、セルは高価だったため、アメリカが既にセルアニメーションに移行していた1930年代半ばにかけても、日本では安価な切り絵アニメーションが手法の主流であり、その技術が高度に発達した。セルアニメーションが普及した後もユーリ・ノルシュテインやルネ・ラルーなど幾人かの作家によりこの技法が用いられている。
- 紙に描くペーパーアニメーション。重ね合わせが使えないため、動かない背景やキャラクターまで全て一枚ずつ描く必要がある。アニメーションの歴史では最初期に使われたが、分業が困難なため、多人数による量産に向かず、商業的にはセルアニメーションに取って代わられる。画材を自由に選べる利点から、アート性の強いアニメーション作家の作品に使われたり、紙と画材さえあればいいという敷居の低さから、個人制作のアマチュアアニメで使われた技法である。
- 数万本の針に照明を当て、その影の明暗で作られた白黒の絵をコマ撮りしていくピンスクリーン。ピンボードとも言う。特殊な技法で、アレクサンドル・アレクセイエフやジャック・ドゥルーアンなど使う作家は限られている。
- その他にも油絵、黒板にチョークで描いた絵、岩に描いた絵などをコマ撮りするなどの様々な手法がある。
(出典:Wikipedia)
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