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パピルス-製法について調べるならランキング★モンスターで簡単チェック!!
1.パピルス(筆記媒体)
1.1.製法

パピルスは次のような工程によって作られたとされる。

刈り取った茎の皮(表皮・皮層・維管束の部分)を剥いで長さを揃え、針などを使って縦に薄く削ぎ、長い薄片を作る。
薄片を川から汲んだ水に漬け、細菌が繁殖してある程度分解が始まるまで2日ほど放置する。
フェルトや布を敷いた台の上に少しずつ重ねながら並べ,更にその上に直交方向に同じように並べ、さらに布で覆う。
配列を崩さないように注意しながら槌などで強く念入りに叩いて組織を潰し、更に圧搾機やローラーなどで圧力を加えて脱水する。
その後さらに乾いた布で挟んで乾かし、日陰などで乾燥させる。
表面を滑らかな石や貝殻、また象など動物の牙などでこすって平滑にし、その後、縁を切り揃えて完成となる。

材料として数mの高さがある草の中ほどの部分を切って使用する。材料を取る場所が茎の中ほどから離れるほど製品の質は低くなる。茎は断面が三角形をなしていて広い面から薄片を削いでいくため、幅は少しずつ狭くなる。製作にはかなりの人手と日数(浸漬に1、2日、叩打・圧搾に2日、乾燥に4日ないし1週間)を要した事、1枚1枚手作業によって製作されていたために高価だった。また、エジプト政府が使うためのパピルスを確保するために専売制も導入されていた。プトレマイオス朝時代のペルガモン王国への禁輸も、同国の図書館と蔵書の数を競った為だけでなく、生産が間に合わずに品薄だったともいわれる 。

それぞれの薄片が接着して一枚のシートとなる機序は長い間謎となっていたが、今では膨潤して潰された植物組織が細菌の繁殖により粘性の物質に変化し、乾燥と同時に薄片どうしを強く接着するということが明らかになっている。

パピルスの製法は、生産がエジプトでその他で廃れて以来失われていた。大プリニウスはその著書『博物誌』の中で、自身で実地に調査した製法を記していたが、薄片の接着については記述が曖昧であったので、その部分は後世論議の的になった。幾人かの人々が大プリニウスの記述をたよりに試行錯誤を重ね、一応の復元に成功している。パピルスの製造はシチリア島シリアでもしばらく行われており、現在でもパピルス草が見られる。

(出典:Wikipedia)

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