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宮崎県のテレビ事情は全国でも一、二を争うほど悪いとされており、宮崎県を放送対象地域とする民放テレビはフジテレビ系列がメインのテレビ宮崎 (UMK) とTBS系列の宮崎放送 (MRT) 2局のみである。民放が2局しかない県は他に福井県と山梨県があるが、これらの県については、越境受信、共聴設備、ケーブルテレビで隣県の放送局が視聴可能な地域が大半である。民放が2つしかないため、テレビをつけているときは、視聴中でない方の局を「裏」または「反対」と呼ぶ<ref>『宮崎日日新聞』2006年1月1日。</ref>。
えびの市・都城市・串間市・三股町などの各一部では鹿児島の民放が<ref>宮崎日日新聞の番組表を参照。えびの市は』の関東地区での番組最高視聴率は33.8%である(クイズ・ゲーム 高世帯視聴率番組 - ビデオリサーチ)のに対し、宮崎地区においては1985年2月の調査(宮崎放送三十年史を参照)で47.9%。ただし、宮崎地区における数値は番組最高視聴率とは限らない。</ref>。
逆に、親局がある鰐塚山は標高が1,119メートルと送信条件が良好であることから宮崎県外(特に鹿児島県の大隅地方)でも受信が容易であり、宮崎で遅れネットで放映されている番組を「再放送」感覚で視聴するために受信されている。
1960年7月のNHK宮崎放送局開局までは、宮崎市内においては鹿児島局を、鹿児島局開局以前は広島局を電離層反射を利用して受信していた<ref>『宮崎放送三十年史』より。</ref>。五ヶ瀬町や椎葉村では熊本局が視聴されていた<ref>『五ヶ瀬町史』(1981年)及び『椎葉村史』(1994年)より。いずれも周縁地域であったため受信は困難であった。五ヶ瀬町では「熊本県知事の名前は知っていても、宮崎県知事の名前は知らない」時期がしばらく続いた。椎葉村では西部で直接受信されており、中心部の上椎葉では1959年に熊本放送を受信するための共同受信組合が設立された。</ref>。五ヶ瀬町の事情については五ヶ瀬中継局を参照。