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1.歴史
1.1.中国の篆刻史
秦・漢
秦の始皇帝の時代には印章制度(印制)が整い、印章は辞令の証としての役割を持つようになる。皇帝の用いる印を璽とし、官吏や一般用は印と呼ぶようになった。これに加え漢代には将軍の印を章と呼ぶようになる。印章の材質やサイズ・形、鈕式などで階級や役職を表した。このとき印文に小篆を用いることが正式となり、漢代になってもこの制度は踏襲され、繆篆(摹印篆)といわれる印章用の篆書が登場した。現代に至っても印章に篆書を用いるのが一般的なのはこの慣習が続いているからである。またこの頃鳥蟲書といわれる鳥や虫、魚などをモチーフにした独特の書体も用いられている。材質は皇帝のみが玉でその他は位順に金銀銅の金属印であった。玉は鏨で刻され、金属印は鋳造(鋳印)された。戦場などで役職を任命するような時間的余裕がない場合には、金属に直接掘り込み作成(鑿印)されたが、これを「急就章」と呼んだ。
(出典:Wikipedia)
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