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2.団体
2.4.ルーツ・国籍に関する問題
一般にWTF-韓国系、ITF-北朝鮮系である、と紹介されることが多いが、関係者間には異論もある。
- 第一に創始者は韓国籍であり、韓国からウィーンを経てカナダに亡命しており、北朝鮮籍になったわけではない。ルーツは北朝鮮と言われる理由の1つに、創始者崔泓煕の故郷が現在の北朝鮮にあたることが考えられる(ただし崔泓煕は戦前に来日しており、戦後は韓国軍の高級将校であった)。
- 北朝鮮で広まっているのは確かにITFテコンドーであるが、これはテコンドーの国際化を標榜する上で当然の過程と考えられており、実際北朝鮮にテコンドーが初めて紹介されたのは日本や欧米よりもかなり遅い。
- 崔泓煕亡命後、韓国では新たに立ち上がったWTFが国技の担い手となり、学校教育から軍隊格闘技まで国を挙げて盛んに奨励された(分裂以前からテコンドーは軍隊格闘技として大きく発展したのであるが)。このためWTFは北にはあまり紹介されず、韓国を中心としたスポーツとなったのに対し、世界を周り回った後、北朝鮮に伝えられたITFテコンドーは、民族伝統の武術であると、こちらも軍隊を中心に盛んに奨励された。そのため北にはITF競技者が多く、後進ながらもITF競技国の中でも屈指のテコンドー大国になっており、その強烈なイメージ(例えば大きなイベントの際に、マスゲームと共に大規模な演武を行う等が報道番組で度々放映されている)が北朝鮮系と言われる所以と考えられる。北系というよりは、北にはITFしか入らなかったというのが実際のところである。
- 日本にはITF・WTFともに国内の在日韓国・朝鮮人の多さや、近年の格闘技人気の高まりもあり一定数の競技人口が存在する。日本のITF団体(日本国内でもITF・WTF共に多数の団体に分裂している)の中には朝鮮総連と親交のある団体、北朝鮮籍の競技者も多数おり、これがまた前述のイメージに繋がっていると考えられる。
- 日本国内には北・南のどちらでもない"朝鮮籍"(戦前、朝鮮半島が分裂する前からの日本在住者およびその子孫)の競技者も多数おり、純粋な競技を国籍で類別される現状に疑問を呈する見方も存在する。
(出典:Wikipedia)
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