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7.競走馬の疾病・負傷
7.1.脚部の疾病・負傷(故障)
競走馬の故障は、レース中や調教中に発症することが多い。脚部に故障を発症した競走馬は、脚を引きずるなどの歩行異常(跛行)を見せることがある。故障は競走馬の競走能力に影響を及ぼすことが多い。
- ハ行(跛行) - 脚に故障・異常を発生させ歩様がおかしくなったことを指す。前肢に起きたものを肩ハ行、後肢に起きたものを寛ハ行という。肩の筋肉痛、前脚の骨・筋肉・関節部の異常によって走法が乱れた時もハ行とされる。後肢に起きたハ行の場合、骨折・関節の異常・股関節周りの異常が疑われる。
- 骨折 -
- 屈腱炎
- 骨膜炎(ソエ) - 前肢の第3中手骨(管骨)に起きる骨膜炎が主。成長途上にある若馬が発症し、患部である骨の表面が炎症を起こし強い痛みを伴う。患部を冷やして強い運動を避けること、年齢を経て骨の成長が進むことで徐々に解消される。レーザーによって患部を焼いて固める治療法も存在する。この場合、若馬の前脚部分に黒い斑点が現れるが、月日を経ることで徐々に消滅する。
- 繋靭帯炎
- 球節炎 -
- 股関節炎 -
- 捻挫 -
- クモズレ -
- 裂蹄 - 蹄壁の一部が裂けた状態の総称で蹄の乾燥や強い衝撃によりおきる。部位によって蹄尖裂、蹄側裂、蹄踵裂、蹄支裂、蹄底裂、蹄叉裂に分けられ、蹄冠部から分裂したものを蹄冠裂、蹄負縁から分裂したものを負縁裂、蹄冠から蹄負縁まで達するものを前裂という。亀裂の浅いものは表層裂、知覚部に達するものは深層裂とに分類される。
- 挫石 - 蹄底部(まれに蹄叉)に発症する挫傷。人で言う血豆。不整地や硬い異物を踏むことで起きるが、装蹄が原因となることがある。通常、軽度の場合は冷却治療を施すが、感染症などを起こした場合は抗生物質の投与などを行う。
- 蹄葉炎 - 蹄内部の葉状層が炎症を起こして壊死し、蹄骨が蹄壁から分離してしまう疾患。葉状層の炎症は血液循環の阻害により起きる。急性のものと慢性のものがあり、急性疾患で機能障害が残った場合には安楽死の要因となる。
- 蟻洞 - 蹄に蟻の巣のような穴が開くのでこう呼ばれる。蹄葉炎から来ることも多い。
(出典:Wikipedia)
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