ランキングモンスター
3.天皇との関係
3.5.徳川家康の神格化「東照大権現」
<ref name="hahanaru156-157">この章は、シロニー(2003)、156-157頁。</ref>
天皇は神々に位(神階)を、神社に格(社格)を付与し、高位の僧職者に位階と称号(僧位)を授与していた。将軍や国土にも、その健勝と繁栄を祈った<ref>Wakabayashi, 'In Name Only', p.32.</ref>。天皇は死者を神格化でき、また神格を取り消すことができた。
1615年、徳川家康は後水尾天皇に、豊臣秀吉が死後与えられていた神格を取り消すよう要望した。翌年、家康が死ぬと、天皇は彼の生前の要望を受け容れて、家康を神格化した。東を照らす太陽神として顕現した薬師如来を意味する「東照大権現(とうしょうだいごんげん)」の神号を与えた。しかも、この神号は「正一位」の神階を伴っていた<ref>山口修『天皇』156-159頁。</ref><ref>Wakabayashi, 'In Name Only', p.31.</ref><ref>Kitagawa, 'Some Reflections on Japanese Religion', pp.158-159.</ref>。没後の将軍で、最も高い神号や神階だった。
第3代将軍・は、天皇家・京都・伊勢の三要素に置かれていた<イデオロギー空間の中心>と同等の将軍家・江戸・日光の三要素を確立させようとしたのだ、と示唆している<ref>Herman Ooms, Tokugawa Ideology: Early Constructs, 1570-1680 (Princeton: Princeton University Press, 1985), pp.57-62, 162-186.</ref>。
(出典:Wikipedia)
ランキングモンスタートップ>征夷大将軍>徳川家康の神格化「東照大権現」