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7.北朝鮮の核武装の意図に対する諸観測
- 1)韓国左派民族主義政権や日本の右派ナショナリストによる「瀬戸際政策論」
- 北朝鮮に対する同胞意識や蔑視から、「北朝鮮は経済困難のため崩壊寸前であり、核武装計画の意図は韓国武力併合などの軍事的なものではなく、核武装をちらつかせることによって経済援助を引き出すための道具である。」と見る観測。北朝鮮が国連武力制裁決議・米地上軍の派兵による金正日体制転覆の危険を冒してまで、2006年核実験を強行したために「援助を引き出すためにそこまでの危険を冒すだろうか?」と言う疑問が浮上している。
- 2)金正日体制維持のための核武装との観測
- 「イラクのフセイン体制のように米地上軍によって、金正日体制を打倒されない為の自衛的核武装。韓国軍を核攻撃して南侵するためではなく、米軍が北進・上陸してきた時に核攻撃するためのもの。」と見る観測。北朝鮮が国境前線の戦車を旧式のまま放置してまで、日本を狙うノドン弾道弾を200基も買い揃えたことや、核兵器を年産数十発も生産可能な大型50MW/200MW黒鉛炉の建設を営々と継続し、解体に応じないことから、「主要在日米軍基地の数が7箇所なのに、日本を狙うミサイルを200基も配備したり、米国に届くミサイルを開発中のうえ、それらを全部核付きにできる核弾頭量産大型黒鉛炉の建設を進めるなど、実態は一般に思われているより遥かに大規模で自衛/抑止目的の小規模核戦力志向とは到底みなせないのでは?」と言う疑問が浮上している
- 3)核恫喝による朝鮮半島赤化統一のための核武装との観測
- 防衛省防衛研究所の武貞統括研究官らは20年間に渡る北朝鮮の核武装・ミサイル開発の努力は半島赤化統一の意思を土台にしていると分析している。「民族統一は分断国家にとっての悲願。中国軍は政治家が台湾武力併合の決断を下した場合、それが実行可能な軍事力の整備を目標にしているが、北朝鮮軍も金正日が韓国武力併合の決断を下した場合、それが実行可能な軍事力の整備を目指している。ただし、経済力・軍事予算では韓国に遥かに劣っているために、核兵器に軍事予算6000億円のうち4000億円強を集中投入し、核恫喝による韓国の併合を志向している。また赤化統一のためには米軍の韓国支援・軍事介入を跳ね除ける必要があるので、米本土に届くミサイル(および日本に届くミサイル200基)を整備し、(日)米に核ミサイルを突きつけることによって米国の半島への軍事介入を阻止しようとしている。つまり金正日は金日成の半島武力統一の野望を継承している可能性がある。万一半島赤化統一が成功した場合、日本は韓国と言う緩衝地帯を失い、核武装した統一朝鮮軍140万人と中国軍160万人が対馬海峡の対岸まで迫ってくる。陸上自衛隊は16万人、米陸軍総兵力すら45万人。半島赤化統一は日本にとって悪夢と言うほかない。」
(出典:Wikipedia)
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