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5.周辺国への核の脅威
現在、北朝鮮が保有しているとされる中距離弾道ミサイルは数種類あり、射程は1000km~4000kmほどあるといわれ日本全土が射程内に入る。また、射程6700km以上とも言われるミサイル(テポドン2)も開発中であるとされ、もしこれらのミサイルに核弾頭を 搭載すれば周辺諸国はもとより北アメリカ大陸の米国の州、アラスカまでミサイルでの核攻撃が可能となる。また、北朝鮮は外貨獲得の為、ミサイル関連技術を他国へ輸出しており、大量破壊兵器の拡散に繋がらないかと各国から懸念されている。
- 1.ミサイル装着可能な小型核弾頭
- 北朝鮮の核兵器小型化技術水準については下記のように非常に見解が分かれている。しかしいずれにせよ、日本に届くノドン弾道弾100-200基に化学兵器弾頭をつけて発射する能力は既に持っていると看做されている。
- 1)核実験自体失敗しており、航空用核爆弾すらもっていないと言う見解
- 根拠としては2006年の核実験が0.8キロトンだったので過早爆発(原子爆弾参照)だったとの見方
- 2)航空用核爆弾を10個前後持っているだろうと言う見解
- 根拠としては1994年にCIAが「CIAは北朝鮮が大型で原始的な核爆弾を持っていると51%信じている」と言う報告を行ったことと、1998年のパキスタンとの共同核実験疑惑。2006年の北朝鮮による核実験。
- 3)日本に届くノドン弾道弾に搭載可能な小型核弾頭を最大20個前後保有しており、現在東京を核攻撃できる能力がある他、航空用核爆弾数個持っていると言う観測
- 北朝鮮が1994年時点でCIAの言う様に大型核爆弾を持っていたなら12年後2006年には小型核弾頭を開発完了していて当然である。1994年に作動試験の済んでいない核爆弾1-2個持っていて、パキスタンの核実験の一部が大型核兵器の作動信頼性を確かめる北朝鮮の委託実験で、2006年にミサイルにつめる核を実験した可能性もある。
- また、過去はプルトニウム5-7kgないと核爆弾は作れないと言われていたが、最近1.5-3kgでも爆発力の小さな核爆弾(ミニニューク)を作れるという事が一般に知られるようになった(核兵器専門家トーマス・コクラン博士らが、最新の技術を検討、核爆弾製造可能量を計算し直した結果、プルトニウム1キロで核爆弾製造が可能。多くの国が持つ中程度の技術でも、1.5キロで核爆弾が製造できることが明らかになったとのこと)。実際広島は確実な作動を目指して核物質を多めに遣っているので爆発力16キロトン前後だったが、北朝鮮が中国に事前通知した2006年核実験の設計計画爆発力は僅か4キロトンであったが、核物質を限界まで節約して一足飛びに高度なミニニュークに挑んだ可能性がある。少なくとも0.8キロトンとの実験結果だけ聞いて侮るのは早計。設計4キロトンで実験結果が0.8キロトンなら過早爆発が起き核分裂が不完全だった可能性が高いとはいえ、初回にしては部分的成功といえ、データー収集した以上、次回は既に相当な作動信頼性のある小型核兵器を作れる可能性が高い。
- ミニニューク記事
- 2004年2月27日、ニューヨークタイムズは「パキスタンの核実験の際、アメリカの偵察航空機が空中のサンプルを採取し、大気中から当時のパキスタンの核開発には存在しないと考えれるプルトニウムを検出。北朝鮮のプルトニウム型原爆を、パキスタン国内で爆発実験した疑いがある」と報じた。2006年の核実験において、北朝鮮は高度なミニニュークに挑戦した疑いがあるが、通常、高度な実験を行うには基本となる核実験が求められる事から、事件の疑惑を深めるものとなっている。1
- 2008年6月 ワシントンポストは「核の闇市場関係者のスイス人が逮捕され、そのPCにミサイル用核弾頭の設計図が入っており北朝鮮にその設計図が流れた可能性がある」と報じWP転載毎日新聞小型核記事、朝日新聞は「北は核実験に使われたPuは2kgと申告した(ミニニュークと申告した)」と報じた。2
- 米国の調査機関ISISは「北朝鮮は3発のノドンミサイル用核弾頭と数個の核爆弾を持っている可能性が高い」(=東京核攻撃も可能かもしれないと言うこと)と発表している
- 北朝鮮は(東京に届くノドンミサイルに搭載できる)小型核弾頭3発持っている可能性があるとのISISの報告書北朝鮮は小型核弾頭3発持っている可能性があるとのISISの報告書
- 2009年3月10日、米国防情報局が上院軍事委員会に提出した書面で、弾道ミサイルに搭載可能な核弾頭の小型化技術獲得に成功した可能性があるとの見方を示した。<ref>http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090311/kor0903110838001-n1.htm</ref>(http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090311/kor0903110838001-n1.htm</ref>);
- 2009年3月31日、核爆弾の小型化に成功し、ノドンミサイルに搭載できるまでになり、北朝鮮北部の地下施設で保存しているという情報を米韓情報当局が得ていることが明らかになった。<ref>http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090331/kor0903311035003-n1.htm</ref>(http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090331/kor0903311035003-n1.htm</ref>);
- 1)核実験自体失敗しており、航空用核爆弾すらもっていないと言う見解
- 2.核物質の現有量と建設中のプルトニウム量産用大型原子炉
- 現在までに実験用5メガワット黒鉛炉で作った核物質はプルトニウム50kg(10-20個分)で衆目が一致している。この古い5メガワット黒鉛炉は無力化対象だが、建設が途中まで進んでいる50メガワット炉と200メガワット炉は2007年合意では何故か『無力化対象外』にされてしまった上、此れが完成すれば、年間55個、4-5年で220個のペースで核兵器を量産できるとの事である。
- 建設中の5万キロワット・20万キロワット大型炉の核兵器量産能力、核爆弾年産55個についての原水禁の解説記事建設中の5万キロワット・20万キロワット大型炉の核兵器量産能力、核爆弾年産55個
- 肝心の大型原子炉が結局解体どころか、無力化もされなかったことで2007年合意は「話し合い解決したことにして問題先送りしたいブッシュ政権」と「大型原子炉空爆破壊も自主的解体も免れたい金正日」の仕組んだ茶番劇との見方もある。
(出典:Wikipedia)
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