ランキングモンスター
1.国際的に見た株式会社の一般的特質
1.4.所有と経営の分離
会社において、株主は直接経営を行わず、経営者(取締役会など)に経営権を集中することを、所有と経営の分離といい、これは多数の株主を有する大企業では普遍的に見られる特質である<ref>Kraakman et al. (2004: 11)。</ref>。
このような傾向は、歴史的に会社が大規模化し、多くの株主から資金を集めなければならなくなった結果、株主が直接経営を行うことが難しくなり、専門的経営者に経営が委ねられるようになったことによる。アメリカでは20世紀初めころから所有と経営の分離が進んだ<ref>岩田 (2007: 44)。</ref>。また、所有と経営を分離することにより、会社と取引をしようとする第三者にとっては、誰が権限を有するかが分かりやすいという利点もある<ref>Kraakman et al. (2004: 11)。</ref>。
各国とも、株主による投票で取締役が選ばれ、その取締役で構成される取締役会 (board of directors) が、経営上の意思決定及び業務執行の監督を行うというのが典型的な制度である。一方、日々の業務執行は、日本では代表取締役、アメリカでは執行役員 (officer) が行うのが通常である<ref>神田 (2009: 26)。Kraakman et al. (2004: 11-13)。</ref>。
(出典:Wikipedia)
ランキングモンスタートップ>株式会社>所有と経営の分離