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2.世界の氏名制度比較
2.1.氏・姓に関する文化による差異
世界のさまざまな文化においては、人の名をどのようにあらわすか、人は何を指す名前を持ち、どのように名乗るか、ということがそれぞれに異なっている。
各国の名字のありようについては1参照。大雑把に分類すれば、何らかの所属または関係性を示す名前と、本人個人を示す名前の2種類以上を持つ場合が大半である。
所属や関係性を示す名前の中では、家系や家族を表す名前が最も多いと考えられている。これらを便宜的に「氏、姓、名字」の仲間として考えて比較するわけだが、比較のうえではこのような文化ごとの差異も関わる。
たとえばスラブ語圏に見られる父称(父親の名前を用いて「~の子」という意味を表す名前)や、一部の文化に見られる出身地名、氏族名、部族名といったものもある。これらは「姓」とは違うものとみなされるが、それは「何を指す名前であるか」によって区分されるからである。
また、父称は父親の名を示すものなので、父を同じくする兄弟姉妹間では同一になる。。
したがって、このような名称の文化的な差異を論じる場合、他者との異動性のみを抽出して論じることにはあまり意味がないばかりか、誤導を招く危険性もあり、注意が必要である。<ref>「第4回 家族とライフスタイルに関する研究会 議事概要」(内閣府 平成13年(2001年)) 「夫婦・子の姓に関する各国比較」2</ref>
世界のさまざまな文化における家系や家族を示す名前に関しては、大きく二つに分けると以下のように分類できる。
- 父系、家系を示す名前(日本の「氏」、中国や韓国の姓にあたるもの)
- 同族集団、生活集団、世帯などを示す名前(日本の「名字」にあたるもの。ファミリーネーム)
なお、日本の名字は中世において居住地の地名を使用する場合が最も多かった。
(出典:Wikipedia)
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