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9.整備計画
札幌市が1965年に発表した『札幌市都市交通機関計画資料』では、昭和60年(1985年)までに地下鉄を南北線・東西線の計45km、また、都心および沿線各地区にバスターミナルを建設するとしており、このうち第一次計画として昭和50年(1975年)までに地下鉄20kmと都心バスターミナルを建設することになっていた。
最初期の計画では、地下区間は都心部の約6km(南北線:北11条付近 - 南8条付近、東西線:西18丁目付近 - 東5丁目付近)のみで、残りはすべて高架とする予定だった。また、東西線については千歳線の経路変更に伴う廃線区間(現:北海道道1148号札幌恵庭自転車道線)に高架を建設する案もあった。
1973年、自治省が札幌市の要請に基いて編成した調査団によって、札幌市の将来あるべき交通体系に関する調査が行われた。翌1974年3月に提出されたその報告書『最適交通体系の選択と投資順位の研究』では、地下鉄について
- (1) 昭和49年(1974年)既設及工事中の路線
- (2) 昭和55年(1980年)以前建設提案路線
- (3) 昭和55年 - 60年(1985年)建設提案路線
- (4) 昭和60年 - 65年(1990年)建設提案路線
- (5) 昭和65年以降建設提案路線
の5段階で、4路線計81.3kmの建設が提案されている。内約は次の通り。
- 南北線
- 北24条 - 真駒内:12.1km (1)
- 北24条 - 麻生町:2km (2)
- 麻生町 - 新札幌団地:9.0km (5)
- 「新札幌団地」は現在の石狩市花川南付近
- 麻生町 - 茨戸:6.2km (5)
- 真駒内 - 藤の沢:7.0km (5)
- 東西線
- 琴似 - 白石:10.0km (1)
- 白石 - 厚別副都心:8.1km (3)
- 琴似 - 木工団地:2.8km (4)
- 木工団地 - 手稲:4.2km (5)
- 三号線
- 新川通 - 南34条西11丁目:9.0km (5)
- 四号線(現:東豊線)
- 元町 - 月寒:11.0km (5)
札幌市では、これを基に3路線、約50kmを建設する構想、いわゆる「地下鉄50キロ計画」を定めた。現在までに、そのうちの48kmが建設され、他にも以下のような区間について延伸が検討、もしくは要望されているが、交通局や札幌市自体の財政面から、これ以上の延伸は難しい情勢にある。
- 東豊線:清田方面へ
- 地下鉄50キロ計画にも含まれているが、福住駅付近の線形の問題で、そこから先のルートが決まっていない。
- 南北線:石山・藤野方面、新琴似・屯田方面へ
- 南側は真駒内までの建設時に将来の延伸に備えて旧・定山渓鉄道の跡地を買収していたが、一部は道路などに転用された。
- 東西線:JR森林公園駅・発寒駅へ
- 宮の沢延伸工事中には、後述するJRとの相互乗り入れに関連して、発寒駅への延伸も検討されたが、「乗り入れ自体は不可能ではないが、きわめて困難」とされたことから見送られている。
なお、これらの区間には、地下鉄ではなくライトレールで、という意見もある。また、札幌から石狩市へ、鉄道ないしはモノレールを建設する計画があるが、その起点を麻生駅か栄町駅とする案がある。
(出典:Wikipedia)
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