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4.日本における自殺
4.2.現代日本社会における自殺
地域差

内閣府の調べによると、秋田県の自殺率が1990年代半ばから毎年全国ワースト・ワンを記録し、注目を集めた。21世紀に入って秋田県では自殺予防のための様々な取組みが行われ、2003年の自殺者数は3年前に比べて27%減少したとされるが、2007年まで13年連続の全国一の自殺率であり、人口10万人当たり35.4人で全国平均の22.3人を大きく上回っていた。一方で警察庁のまとめによると秋田県の自殺率は37.2人と内閣府の調べより高かったものの14年ぶりに全国ワースト・ワンから脱出した。かわりにワースト・ワンになったのは39.0人の山梨県であり、原因として青木ヶ原樹海といった自殺の名所の存在や自殺対策への取り組みの遅れなどが指摘されている。

一方、長らくワースト・ワンだった秋田県と同じ東北地方青森県岩手県山形県福島県日本海側新潟県富山県島根県山口県などでも自殺率が高い。これらは地域産業が衰えたことによる「経済面」と、病院の数が減少することにより病気になり、病苦によって鬱になるなどの「健康面」の2つが大きな理由に挙げられている<ref>図録▽都道府県の自殺率</ref>。また地域の保守性のため、規範からはずれた生き方を恥とする人が多いことも大きな要因だろう。たとえば富山県は生活保護率が日本で最も低く<ref>図録▽都道府県別生活保護率</ref>、新潟県は離婚率が日本で最も低い<ref>新潟県ホームページ内『平成19年人口動態統計(概数)の概況を公表します!』</ref>。

また、特に日本海側では曇天降雪が続くに自殺が多発するとも言われる。こうした気候は生真面目で忍耐強いという<ref>八幡和郎著『図解雑学 性格がわかる!県民性』ナツメ社、2003年 ISBN 4-8163-3639-7 </ref>東北地方や日本海側の県民性を形成する要因となったと考えられるが、一方でその気候が人間心理に否定的な影響(季節性感情障害または冬期性うつ病)を与え、これらの症状が稀にではあっても強く出る人、悩みを抱える人を死へ走らせる要因になっているとも考えられる。<ref>秋田県作成「自殺予防マニュアル」より</ref>

(出典:Wikipedia)

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