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1.著書
享保3年(1718年)刊、全十五巻。「平住専庵」名義。
- 『前々太平記』(ぜんぜんたいへいき)2
- 奈良時代から平安時代前期までの歴史をあつかった軍記物語。本書は、平安時代中、後期に起きた合戦、内紛を描いた、『前太平記』(天和元年(1681年))の前史で、聖武天皇(神亀元年(724年)~)の即位から、醍醐天皇(寛平9年(897年)~)の治世までを一事件ごとの物語を一条とし、その集大成として146条にて成り立っている。本書の特徴として、『伊勢物語』や『源氏物語』の記述に熱心である事、仏教の記述が多い事、仏教、神教、儒教の三教いずれにも偏らない啓蒙書としての立場をとっている事があげられる。のちに本書を典拠として、建部綾足が『本朝水滸伝』を著すなど江戸時代中、後期の著述家に大きな影響を与えた。また本書は、『太平記』ブームにあやかった通俗史書ではあるが、そこに描かれる世界は、講釈、浄瑠璃、歌舞伎、小説などに多くの題材を提供し、歌舞伎鑑賞や読本を行う上での下地となる歴史教養を、当時の江戸の人々にもたらしたものである。
正徳5年(1715年)刊、全二十一巻。「建春山人、橘墩」名義。
- 『分類故事要語』(ぶんるいこじようご)
- 中国の故事をまとめた書。読書好きの専安が漢籍の書を読む傍ら、目に留まった文章に和解を加えて書き溜めていたものを整理して著した。専安の著書として最初のものでもある。
正徳4年(1714年)刊、全十一巻。「静斎」名義。
宝暦5年(1755年)刊。
刊年不詳、享保21年(1736年)再彫、一冊。「平住専庵」名義。
- 『産科俗訓』(さんかぞくくん)
- 医学書。
享保17年刊、二冊。「平住専庵」名義。
- 『日本古戦記』(にほんこせんき)
- 軍書。専安が正徳年間に建春山人の号で著した。
- 『孔門必読』(こうもんひつどく)
- 儒学の書。
- 『周易本義拙解』(しゅうえきほんぎせっかい)
- 占い(周易)の書。
- 『星学要知』(せいがくようち)
- 占い(周易)の書。
- 『小学句読拙解』(しょうがくくとうせっかい)
- 朱子学の書。
- 『易学啓蒙索驥編』(えきがくけいもうさくきへん)
- 占い(周易)の書。
- 『五行活套』(ごぎょうかっとう)
- 占い(断易)の書。
- 『ト筮私考』(ぼくぜいしこう)
- 占い(断易)の書。
- 『ト筮擲丸要訣』(ぼくぜいてきがんようけつ)
- 占い(断易)の書
また平住専安には、序文、前付、後付、訓点を寄せた書も多数存在する。
(出典:Wikipedia)