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6.[[湾岸戦争]]での[[スカッド]]とノドン
6.4.2. ミサイル発射地点への敵地攻撃は移動式[[弾道ミサイル]]には効果が薄かった。
- 日本は憲法9条により専守防衛で、先制攻撃は禁じられている。だが、核ミサイル時代に入り、ソ連の核弾道ミサイル第一撃で、反撃する暇もなく国が抵抗戦闘不能になる程の打撃を受ける可能性が出てきて、戦争の実情と憲法9条解釈に乖離が生じ始めた。
- しかし、かつて固定発射台からのミサイル発射が一般的だった時代は、衛星で固定発射台を監視し、燃料注入が始まったら先制攻撃して弾道ミサイルを破壊すれば、まだ発射を防止できる可能性があった。石破茂防衛庁長官(当時)は燃料注入と日本攻撃示唆など明白な対日弾道ミサイル攻撃準備の証拠があれば、弾道ミサイル狩り(敵地攻撃)で国民を被弾から保護する事は違憲ではないと国会答弁している。
- だが、湾岸戦争でイスラエルの要請を受けた米軍は大規模な移動式弾道ミサイル狩り(通称スカッド狩り)をやったが軍事的には効果が薄かった。
- イラク側は衛星通過中はスカッドを擬装隠匿し、衛星が通過したあと発射したので視野の限定された衛星では動く移動式弾道ミサイルを追跡発見できず、米軍は地上監視レーダー機E8 JーSTARを投入して「スカッドらしき地上を動く光点」へF-15Eを誘導したが、夜間に低空を時速千キロで飛ぶF-15Eからは目標がスカッドか、ダミーか、民間車両か識別困難であった。F-15Eパイロットの戦果報告は派手であったが、スカッドはエルサレムに降り続け、戦後の調査ではダミーやタンクローリーへの誤爆が多かった事が判明し、高速戦闘機の夜間視認能力の限界を示す結果となり、「移動式ミサイルには弾道ミサイル狩りが有効ではない」事が立証されてしまった。
(出典:Wikipedia)
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