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3.技術的特徴
- ノドンは1段式の単弾頭移動式弾道ミサイルで燃料は常温保存液体式、ペイロード約1t~1.2t、CEP(半数命中半径)は190m~3000m(諸説あり)、発射母体は車両や地下サイロ。
- 韓国を攻撃するにはスカッドで十分な為、攻撃目標はアメリカの同盟国日本の諸都市と在日米軍基地だと考えられている。(十数か所しかない在日米軍基地への抑止力として100-200基は明白に過剰である)
- 機体は移動可能であり、旧ソ連の MAZ 543P を国産化したミサイル発射車両 (TEL) に搭載されて、山岳地域に建設されたと言われる地下施設で発射待機をしていると推測されている。発射された場合、6~7分以内に日本本土へ着弾させることが可能である。
- 誘導方式は、スカッド-B が積載している3基のジャイロコンパスが1組になった慣性誘導装置を使用しているとされている。FASによれば最近Hwasong6でCEP50m、NodongでCEP190mと判明したとされており、"Previously thought to be several thousand meters"と記載されている。しかし一方で依然CEP3000mとするソースもあり情報が錯綜している。
- 常温保存液体式はノドンの場合スカッド同様、酸化剤は抑制赤煙硝酸、燃料は非対称ジメチルヒドラジンと見られている。
- 液体酸素・液体水素燃料と違い常温保存可能である。但し特に赤煙硝酸は腐食性が強く、腐食性を抑制するためフッ化水素等を0.6%混合した抑制赤煙硝酸を使っている。耐食性の弱い軽いタンクで1週間前後、耐食性の強い重いタンクで数ヶ月は充填したままでいられ、射程と充填持続日数はトレードオフの関係にある。旧ソ連の潜水艦発射弾道ミサイルやサイロ式大陸間弾道ミサイルでは燃料・酸化剤充填したまま数ヶ月即応状態である事も珍しくなかったので、液体燃料だから即応性が無いとは一概に言えずケースバイケースである。
- ICBMのように巨大なミサイルの場合、燃料を搭載したまま横から直立させると薄いタンクが壊れてしまうので、普通空タンク状態で直立させてから燃料・酸化剤を注入する為、一般的に即応発射は不可能である。
- しかしサイロ式や潜水艦発射弾道ミサイルのように最初から直立させて燃料・酸化剤注入してあれば即応発射は可能である。
- 短射程で小さいミサイルの場合は燃料搭載したまま直立させることが可能な場合もあるほか、そうでない場合でも燃料注入が短時間で済む上、移動式は衛星で監視できない。
- したがって衛星で監視して燃料注入を察知し、先制攻撃で破壊する古典的対策は(後述の湾岸戦争での米軍のスカッド狩り失敗のように)移動式準中距離弾道ミサイルのノドンに対しては必ずしも有効ではないと見られている。
- なお、より大型のテポドン1号の1段目にもノドンを使用していると見られている。
(出典:Wikipedia)
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