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1.概要
弾道ミサイル全般にもいえることだが、ノドンの CEP はそれほど狭くなく、通常(爆薬)弾頭の場合は戦術的には脅威となりにくい。第二次大戦時のドイツのV2ロケットも、爆撃機ほどの効果はなかったことが知られている。湾岸戦争時にイラクがイスラエルに撃ったスカッド・ミサイル40発は、死者4人を出したのみと言われる。ただし、多数の同時発射や市街地が拡がる地域への攻撃では当然大きな被害が見込まれる。市街地に着弾した場合には1t弾頭は最大で半径三百メートル程度まで金属断片による殺傷効果が及ぶ。
また、弾道ミサイルの持つ戦略的・政治的な効果は大きい。
- ある程度の射程を持つ弾道ミサイルは現在、事実上有効な迎撃手段がない。(ミサイル防衛は少数の投射には有効であるが多数の弾道ミサイル同時投射は防ぎきれない)
- 少数であっても相手国の軍部隊の頭越しに政治・経済の中枢都市を直接狙うことができ、核弾頭搭載弾道ミサイルが200発あれば人口1億人規模の国家を即時戦闘不能にしうる。
- たとえ通常弾弾頭で直接的な被害は少なくとも、国民に動揺が広がり、パニックや厭戦気分を生じさせる効果があるとされる。前述の湾岸戦争でも一時はイスラエルなどの国民に動揺が広がったことが知られている。
(出典:Wikipedia)