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ネコ-猫の神様・猫妖怪について調べるならランキング★モンスターで簡単チェック!!
6.猫と文化
6.1.伝説・伝承の中の猫
猫の神様・猫妖怪

昔から日本では、ネコが50年を経ると尾が分かれ、霊力を身につけて猫又になると言われている。それを妖怪と捉えたり、家の護り神となると考えたり、解釈はさまざまである。 この「尾が分かれる」という言い伝えがあるのは、ネコが非常な老齢に達すると背の皮がむけて尾の方へと垂れ下がり、そのように見えることが元になっている。この、尾が数本に見えるネコは、実際に朝のテレビ番組(TBS)で紹介されたことがある。

猫又に代表されるように、日本において、「3年、または13年飼った古猫は化ける」、あるいは「1、もしくは2貫を超すと化ける」などと言われるのは、付喪神(つくも-がみ)になるからと考えられている。 『鍋島の猫騒動』を始め、『有馬の猫騒動』など講談で語られる化け猫、山中で狩人の飼い猫が主人の命を狙う『猫と茶釜のふた』や、鍛治屋の飼い猫が老婆になりすまし、夜になると山中で旅人を喰い殺す『鍛治屋の婆』、歌い踊る姿を飼い主に目撃されてしまう『猫のおどり』、盗みを見つけられて殺されたネコが自分の死骸から毒カボチャを生じて怨みを果たそうとする『猫と南瓜』などは、こういった付喪神となったネコの話である。

ほかにも日本人は「招き猫」がそうであるように、ネコには特別な力が具わっていると考え、人の側から願い事をするという習俗があるが、これらも民俗としては同根、あるいは類似したものと考えられる。

以下、ネコにまつわる日本の妖怪変化の数々を紹介していく。これらの話は、ネコが死と再生のシンボルでもあったことの名残りであろう。

死者に猫が憑く(岐阜県)
美濃国大野郡丹生川村(現・岐阜県高山市丹生川町)では、ネコが死者をまたぐと「ムネンコ」が乗り移り、死人が踊り出すと言われ、ネコを避けるために死者の枕元に刃物を置く、葬式のときにはネコを人に預ける、蔵に閉じ込める、といった風習があった。今日もなお、この言い伝えは廃れていない。
死者に猫が憑く(佐賀県)
佐賀県東松浦郡でも、死者にネコの霊が憑くと言われ、これを避けるために死者を北枕に寝かせた上でやはり枕元に刃物を置き、着物を逆さにかけるという<ref name="zokushin"></ref>。
死者の骸(むくろ)を盗む猫(愛知県)
尾張国知多郡(現・愛知県知多郡)の日間賀島に伝わる話では、百年以上も歳経たネコの妖怪を「マドウクシャ」と呼び、死者の骸を盗りにくるため、死人の上に筬(おさ、機織機の部品)を置いてこの怪を防ぐという。これと同じく、火葬場や葬列を襲って屍を奪う妖怪は「火車」と呼ばれるが、その正体はネコであることが多い。
生者にも猫は憑く
生きている人間にネコの霊が憑くという伝承もある。
  • 伊予国(現・愛媛県)での話によると、飼い猫を殺した者が、のち精神に異常を来たし、「猫が取り憑いた」と言いながら徘徊するようになったという<ref></ref>。
  • 山口県大島郡では、死んだネコのそばを通ると犬神蛇神に加えて「猫神」に憑かれると言われ、これを避けるために「猫神うつんな、親子じゃないぞ」と唱えるという<ref name="zokushin" />。
猫の恩返し
貧乏な寺に飼われていたネコが、世話になった恩返しのため、野辺送りの棺を空に上げて、飼い主の和尚に手柄を立てさせる『猫檀家』という説話がある<ref></ref>。

一方、ネコを大事にする風習からネコを神として祀る地域もある。

猫神養蚕との関連)
宮城県の村田町歴史みらい館の調査によると、猫の石碑が宮城県に51基(特に仙南丸森町に多く分布)、岩手県に8基、福島県長野県に6基ずつ存在することが確認された。さらに、宮城県には猫神社が10カ所あることも確認された。これは、江戸時代に養蚕が盛んだった宮城県南部で、蚕の害獣だったネズミを駆除してくれるネコに対して興った信仰だったようだと同館は見ている。ただし、養蚕が盛んだった群馬県では1基も見つかっていない。
猫神漁業との関連)
宮城県の仙台湾(石巻湾)に浮かぶ田代島では、「猫神様」が島内の猫神社に祀られている。島では漁業稲作と並んで、かつて仙南と同様に養蚕が盛んだったためネコを大事にする習慣があったが、猫神は大漁の守護神とみなされており、養蚕との直接的な関係は見られない。同島には昔からイヌはおらず、島内へのイヌの持ち込みも島民から拒否されるほどの「ネコの島」が現在も維持されている。

言い伝え・俗信・迷信・トリビア

黒猫が通る
日本では、ネコに道を横切られると縁起が悪いとも良いとも言われる。黒猫に前を横切られることを不吉として忌むのは、おそらくアメリカから伝わった迷信であり、イギリスではむしろこれを幸運の印とすることが多い。また、黒猫を飼うと商売が巧くいくとも言われ(福猫と呼ばれた)、店舗などを営む自営業者が好んで飼う場合もある。
同情するなかれ
道端などで見かけた猫の死体に対して「かわいそう」といった同情の気持ちを起こすと猫の霊に取り憑かれる、という俗信が日本にはある。
嵐を呼ぶ
英語では「土砂降りの雨」を指して「cats and dogs」という。これは猫が雨を、犬が風を起こすという言い伝えに基づくものである。
日本と欧米での相違
猫の好物は、日本ではかつお節だが、欧米ではミルクとされる。また、欧米では猫と犬は仲が悪いとされる。
猫の埋葬
沖縄では猫の死骸は地面から離しておかなければ災いを招くという迷信があり、木に首を吊るしたり、ビニール袋に入れて袋ごと吊るす習慣があった。
(出典:Wikipedia)

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