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ビゼー作曲の歌劇「カルメン」第2幕のカンツォネッタ「Les Dragons d'Alcala」(『アルカラの竜騎兵』『ドン・ホセの軍歌<ref>CD『お雇い外国人の見た日本~日本洋楽事始』キングインターナショナル、平成13年(2001年) 、付属ブックレットp.7</ref>』『スペインの兵隊の唄《Holte lo!Qui va la?》<ref>堀内敬三『定本日本の軍歌』実業之日本社〈実日新書〉、昭和52年(1977年)p.37</ref>』『兵隊の歌<ref>金田一春彦・安西愛子編『日本の唱歌〔下〕学生歌・軍歌・宗教歌篇』講談社〈講談社文庫〉、昭和57年(1982年)、ISBN 4-06-131370-3、p.119</ref>』とも)と主旋律に共通点があるとする意見<ref>堀内敬三『ヂンタ以來』アオイ書房、昭和9年(1934年)p.59</ref><ref>堀内敬三『定本日本の軍歌』実業之日本社〈実日新書〉、昭和52年(1977年)p.37</ref>がある。
カルメンのフランス初演が明治8年、ルルーの来日が明治17年(1884年)であり、ほぼ同時期であることから、ルルーが「カルメン」の影響を受けたことも充分考えられる。<ref>長田暁ニ「日本軍歌全集」(昭和51年10月20日 音楽之友社)p.480</ref>
ルルーがフランスで出版した抜刀隊のメロディを含む自己の作品中において、このカルメンのカンツォネッタと似ている部分を巧みに隠しているふしがあり、「ルルー自身も『カルメン』との関連を認めていることをはからずも証明する」との研究<ref>中村理平『洋楽導入者の軌跡-日本近代洋楽史序説-』刀水書房p.594~p.595</ref>もある。
しかし、いずれにせよ、酷似しているとまでは言い難く、同一の曲とは言い得ない程度の類似である。<ref>CD『Bizet. Chabrier. Faure』サー・トーマス・ビーチャム、EMIミュージックジャパン、平成19年(2007年)(トラックNo.2、Carmen,SUITE NO 1:Entr'acte, Act 2 "Les dragons d'Alcala")</ref>