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2.曲について
2.4.作曲
トリオ部の一部のフレーズ(ララソラ、ファソラ、シシシシ、シ、ドドシラ、ラララ、ファファレレ、ド 『進めや進め 諸共に 玉散る剣抜きつれて』)は、ルルーが日本の音楽を聞き取って採譜したらしい「小娘」という曲にも現れる。<ref>CD「お雇い外国人の見た日本~日本洋楽事始」収録中、12曲目「小娘」</ref>一方、「一かけ二かけ」という女児の古い遊び歌<ref>一かけ二かけて</ref>があり、この歌を短調にすると、トリオ部の冒頭部分(『我は官軍我が敵は』ラ・ミ・ミ、ミ・ミ、ファ・ファ・レ・ファ、ミ)との若干の類似が感ぜられる。また、「一かけ二かけ」の歌詞が、軍歌「抜刀隊」のテーマと同じ西郷隆盛を題材にとっていることなどから、ルルーが日本の俗謡等のメロディや時代背景に影響を受けつつ、イマジネーションを膨らませてこの曲を作ったとの論も成り立つ。
一方、後述するように、「抜刀隊」のメロディは、明治期においてきわめて多くの俗謡・軍歌に歌い崩されて織り込まれている。したがって、逆に、ルルーが革新的に普及させた西洋音楽のメロディの代表である「抜刀隊」が、明治期以降の日本の俗謡などに多大な影響を与えていったとの見方もできる。
いずれの立場をとるにせよ、ルルーが日本の空気や民俗的なメロディを「陸軍分列行進曲」に充分に反映し、また他に反映させたものと言える。
(出典:Wikipedia)