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5.戦時下の人々の暮らし
5.1.日本

戦争に反対する言論、特に思想犯を政府は特別高等警察特高)を使って弾圧した。単に戦争に反対しない、というだけではなく、積極的に戦争に協力する態度が要求された。人々は戦争が始まると「欲しがりません勝つまでは」、「ぜいたくは敵だ」等という国家総力戦の標語(スローガン)を掲げ、ピリピリとした空気のなかで生活を送った。ガソリンの不足で町には木炭自動車が走り、電気を浪費するためパーマネントも禁止となった。

物価や物品の統制がなされ、贅沢品はもちろん生活必需品も不足し、窮乏生活を余儀なくされた。食料の配給制度が実施され、敗戦の色が濃くなってくると配給量も徐々に減らされ、その質も悪化していった。 また熟練工が戦場に動員され、代わりに学生が工場に動員あるいは徴兵(学徒動員)され、兵器製造や戦場にも駆り出された。子供の遊びにまでも戦争の影響があらわれ、戦意発揚の意図のもと戦争を題材にした紙芝居玩具などが出回り、空き地では戦争ごっこが定番になった。学校の教科書にも戦争関連の問題が載るようになった。

本土に対する空襲は1944年6月の九州北部から始まり、さらに同年11月からは東京・名古屋・大阪方面も空爆にさらされ、沿岸地域では米軍艦による艦砲射撃も加えられるなど、戦争の災禍があらゆる国民に及ぶようになった。 そして沖縄では一般国民が米軍の、南樺太北方領土の島々ではソ連軍の直接侵攻を受けた。

(出典:Wikipedia)

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