近世以来、南北朝のいずれが正統かをめぐって南北朝正閏論が行われてきた。明治時代には皇室は南朝が正統とされ、文部省は国定教科書で「吉野朝時代」の用語を使うよう命じた。第二次世界大戦後、歴史の実態に合わせて再び「南北朝時代」の用語が主流になった。