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2.近郊形電車の歴史
2.1.基本構成の確立
国鉄でこのタイプの車体を最初に採用したのは、1935年製のモハ51形電車である。従来の2扉クロスシート車と3扉ロングシート車の長所を併せ持つ形式として製造された。戦時色が濃くなると、これらは全てロングシートに改造されていったが、戦後の混乱が落ち着いてくると徐々にセミクロスシートに復元される車も現れ、モハ51の戦後版ともいえる70系電車が1951年に登場すると、このタイプの電車は、都市近郊輸送の主役となっていった。
1961年には常磐線、鹿児島本線電化用に401・421系電車が登場し、それまで片開きであった扉を両開きとして、現在に連なる近郊形電車の基本的フォーマットを確立した。また、この形式から正式に「近郊形電車」という区分が設定されている。翌1962年にはその直流版である111系電車が横須賀線に登場し、1963年からは111系に高出力電動機を採用した113系電車、寒地向け勾配線用の115系電車などが登場している。
これらの近郊形電車はおよそ20年間にわたって基本設計を変えることなく、標準系列としてマイナーチェンジを繰り返しながら製造され続けた。
(出典:Wikipedia)
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