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世界で最も有名なシンガーソングライターの一人である。親しみやすく美しいメロディの作風に特色があり、ビートルズ時代においては「イエスタデイ」「ヘイ・ジュード」「レット・イット・ビー」「ミッシェル」「オブラディ・オブラダ」など、ビートルズの代表曲と言われる楽曲の多くを作詞作曲。
ビートルズ時代から現在に至るまで、バンドでの演奏では主にベースを担当している。ベーシストとしての評価は非常に高く、彼の弾くメロディアスなベースラインは、後のロックバンドのベーシストに多大な影響を与えたと言われる。また、他にもアコースティック・ギターやエレクトリックギター、ピアノ、キーボード、ドラム、また管楽器をも扱うマルチプレイヤーである。特にビートルズのデビュー前、スチュワート・サトクリフ在籍時はギタリストであり、また時折ドラマーを務めたこともあったため、「タックスマン」「涙の乗車券」などビートルズ時代のいくつかの曲でリード・ギターを担当し、また「バック・イン・ザ・USSR」「ディア・プルーデンス」「ジョンとヨーコのバラード」などでドラムを叩いている。
ビートルズ解散後、初のソロアルバム「マッカートニー」ではすべての楽器を演奏(マルチレコーディング)したのを初めウイングス以降のバンド活動においても「バンド・オン・ザ・ラン」において基本的に担当している楽器・ベースに加えギターやドラムスを演奏するなど、そのマルチプレイには特筆すべきものがある。
ビートルズのほかのメンバー3人が映画出演など他分野への進出を行なっているのに比べ、彼は21世紀になっても自作映画やミュージカルを除いて音楽以外のジャンルには殆ど手を出していない。
解散後の1970年代には、ウイングスのリーダーとして、1980年代以降はソロ・アーティストとして活動し、全米チャートの首位に9曲、トップ20に20曲以上を送り込んでいる。現在もコンスタントに作品をリリースしており、近年ではポピュラー音楽にとどまらず、クラシック音楽をも手がけている。