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2.曲の構成
- 第一楽章 Allegro vivace e con brio 3/4拍子 ヘ長調 ソナタ形式 (提示部反復指定あり)
- 序奏がなく、いきなり華やかなトゥッティで始められる。古典的な印象を受けるが、第2主題が3度調であるイ長調、かつワルツ調に提示されるなど、工夫が見られる。スフォルツァンドを多用し、ヘミオラでリズムを刻む展開部はベートーヴェンには珍しく手短にまとまっているが、その分非常に密度が濃くなっており印象的である。オクターブで跳躍するタタタタッのリズムが特徴的である。
- 第5番の第1楽章同様ほとんどの演奏例で提示部が反復されている
- 第二楽章 Allegretto scherzando 2/4拍子 変ロ長調 展開部を欠くソナタ形式
- この交響曲では緩徐楽章を欠いており、第二楽章を実質的なスケルツォとする解釈もある。展開部を欠いたソナタ形式で、メトロノームの考案者メルツェルに贈った『親愛なるメルツェル』というカノンの旋律を使って作曲している。
- 第三楽章 Tempo di Menuetto ヘ長調
- ベートーヴェンが交響曲の楽章として用いた唯一のメヌエット(1番もメヌエットとの表示であるが、内容は明らかにスケルツォである)。ただし導入部にアクセントが付けられていたり、宮廷舞曲というよりもレントラー風であったりするなど、ベートーヴェンの独創性も十分である。トリオのホルンとクラリネットの牧歌風の旋律は、作曲当時ベートーヴェンが滞在していたカルルスバードの郵便馬車の信号をもとにしたと言われている。
- 第四楽章 Allegro vivace 2/2拍子 ヘ長調 自由なロンド形式(A-B-A'-A-B-A'-A-B-A-Coda)
- 6連符によるタタタタタタのリズムを特徴とし、強弱が激しく入れ替わる。終始6連符のリズムが保たれたままに展開される。楽器の演奏法ではティンパニとファゴットの1オクターブの跳躍が特徴的である。コーダは意表をつく転調によるパッセージが盛り込まれている。同じ和音を保持したまま楽器を次々に移り変わらせていく手法も見事である。
(出典:Wikipedia)