ランキングモンスター
(以下の記述はビデオリサーチの調査による数値に基づく)
朝ドラが1964年に開始された後しばらくは平均視聴率が40%以上を記録する作品はめずらしくなく、朝ドラはNHKの看板番組であった。しかし、その後は低下傾向が続き、「はね駒」(1986年上半期)が41.7%を記録した後は、再び40%以上を記録することはなくなる。なお、最高平均視聴率は「おしん」(1983年)が記録した52.6%である。
最後に30%以上を記録した作品は「かりん」(1993年下半期)の31.4%であり、最後に25%以上を記録した作品は「すずらん」(1999年上半期)が最後である。2004年以降、平均視聴率が20%を超えた作品はない。
2008年上半期までで最も平均視聴率が低い作品は、関東地区、関西地区とも2008年秋に放送が終了した「瞳」である(関東15.2%、関西14.8%)。それまでは関東地区では2007年下半期に放送された「ちりとてちん」(15.9%、関西では17.0%)、関西地区では2004年上半期に放送された「天花」であった(15.1%、関東では16.2%でワースト3)であった。なお、2008年時点において視聴率のワースト2(関東)を記録している「ちりとてちん」については、DVDの売り上げについては史上最高を記録している(NHKエンタープライズ発表、2008年6月10日)。
NHKの本放送の『視聴率』が下がってきている理由には、衛星放送での先行放送、リアルタイムで自宅でテレビを視聴することが可能な人の割合の減少、かつて8:30開始が主流だった民放の朝のワイドショー番組の開始時間の繰り上げなどが挙げられている。
視聴率の低落傾向を打開する意図もあってか、2006年度分の主役オーディションの中断に加え、現代ものから昭和年代記への回帰が断行されたが、2007年春の「どんど晴れ」からはオーディションを再開している。この間の視聴率はいずれも10%台の後半を前後しており、オーディションの実施・非実施による相関関係は見られない。