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かつての五摂家
五摂家とは、愛知県名古屋市に本拠地を置く中部圏財界の名門企業の一群で、旧伊藤財閥系企業の東海銀行・松坂屋、インフラ企業の名古屋鉄道・中部電力・東邦ガスの5社で構成された。かつては中部経済連合会(中経連)や名古屋商工会議所(名商)等の経済団体代表職を独占し、名古屋観光ホテルや名古屋ボストン美術館等の開設を主導する役割を担ってきた(この他に、名門企業として興和グループ・森村グループ・中日新聞社を挙げる人もいた)。
1990年代より、東海銀行の消滅(2002年、三和銀行と合併)、名古屋鉄道・松坂屋(2007年、大丸と経営統合を発表)の経営不振、規制緩和による電力自由化・オール電化住宅などによる中部電力と東邦ガスの利害対立が生じるようになり、五摂家としてのまとまりは無くなりつつある。これに反比例し、これまで「西三河モンロー主義」と呼ばれ、財界活動と距離を置いていたトヨタグループの路線転換や、国鉄分割民営化により東海旅客鉄道が発足すると、これらの存在感が増大している。最近は五摂家という表現に代わり、海陽学園開設で中心となったトヨタ自動車・東海旅客鉄道・中部電力の3社で、御三家と呼ぶ表現もある。
(出典:Wikipedia)
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