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5.分類
5.2.2型糖尿病
体内のクロムの慢性的欠乏
GTF(グルコース・トレランス・ファクター)「耐糖因子」は、インシュリンとインシュリン受容体(レセプター)が結合する糖代謝の過程で働く、重要な物質の一つである。これが不足すると、糖代謝の異常が起こる。GTFを構成する物質は、三価クロム、ビタミン、アミノ酸である。GTFの不足は、体内のクロムの慢性的な欠乏によって引き起こされる。
クロムはもともと非常に体内に吸収されにくい微量の必須ミネラルであり、1000カロリー食べても15μg(マイクログラム)しか摂取できないとの報告もある。現代人が食品からクロムを摂取しにくくなっている要因の一つが、食品を加工・精製する過程でほとんどのクロムを捨てている問題である。たとえば、小麦粉は精白するとクロムの98%が失われ、米は精米することによってクロムの92%が失われると言われている。また、さまざまな理由から食品に過剰に添加される、強いキレート作用を持つフィチン酸などは、食品に含まれるクロムと強く結びついて、吸収出来ない状態にしてしまう問題が指摘されている。体内のクロムが不足する問題を、食品の改善によって解決した人の約9割で、空腹時血糖値、食後血糖値の両方に改善がみられたことなどが最近注目を集めいている。この9割という数値は、2型糖尿病が糖尿病全体に占める割合と一致している。
クロムは授乳によって母乳から摂取され、腎臓や肝臓に蓄えられるが、乳児を母乳で育てない場合や、離乳時期があまりにも早いと(原始的な自然調和した文化を持つ社会での離乳時期は、4歳ぐらいとも言われている)、十分な量を体内に蓄えることが出来ないため、近年急速に肥満や糖尿病発症の低年齢化が進んだ主な原因の一つと考えられるようになってきている。-->
(出典:Wikipedia)
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