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2.朝鮮戦争と停戦ライン
1950年6月25日に朝鮮戦争が勃発し、1953年に板門店で休戦協定が結ばれた。この際、休戦協定直前の最前線が停戦ラインとされ、停戦ラインから南北2kmずつを非武装地帯(DMZ, Demilitarized zone)と呼ばれる緩衝地帯として設置し、朝鮮半島を横切る無人の地域となっている。また南北双方は侵入を防ぐ目的で、非武装地帯を何重にも鉄条網や高圧電線で囲い、幅4kmの帯状のこの地域に多くの地雷を敷設している。以後この停戦ラインは軍事境界線として、2008年現在も南北の事実上の境界線(国境)となっている。
占領政策の過程で北緯38度線上に1本の境界線が引かれたこと、そして、その後に南北に異なるイデオロギー政権が生まれたことが3年間の朝鮮戦争の原因となり、各方面へ多くの犠牲をもたらした。しかし、南北の境界線は、戦争中に南へ北へと移動しても消えることはなく、結局、戦争をもたらした北緯38度線の付近に、停戦ラインを引く結果となってしまった為、朝鮮戦争は「意義のない戦争」であると言われることがある。
現在、38度線と言えば、この停戦ラインを指すことが多い。 但し、停戦ラインの38度線はあくまでも「付近」であり、実際には西南西から東北東へと向かう歪な線となった。その為、第二次世界大戦後から朝鮮戦争勃発までは南側であった黄海道の海岸部や京畿道の開城は朝鮮戦争停戦後には北側となり(但し、北側になってからの開城は京畿道ではなく、直轄市あるいは特別工業地区などとして統治された)、逆に江原道の一部(束草市など)は北側から南側となった。
韓国鉄道公社の路線では、京元線がこの38度線を跨いで運行されている。同線が北緯38度線を越す位置には、それを現す標柱なども建てられている。
(出典:Wikipedia)
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