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大戦後しばらくの間は、戦時中に大量建造された駆逐艦が大量に余剰となっており、新しい艦はほとんど作られなかった。その後に建造された駆逐艦は潜水艦・航空機・ミサイルの進歩に対して、充分な対潜・対空能力を有することが求められ、必然的に大型化していった。また、フリゲートやコルベットが魚雷を装備するようになり、駆逐艦との違いが曖昧となった。兵器の命中率向上により、対艦兵器もコンパクト化し、小型艦艇でも十分な威力の対艦兵器を装備できるようになり、1隻で対空-対潜-対艦の3役をこなすことが可能になり、従来の戦艦や巡洋艦の役割も駆逐艦が吸収することになった。
今日では、駆逐艦は大排水量の汎用艦である。イージスシステムを搭載するアメリカ海軍のアーレイ・バーク級ミサイル駆逐艦の満載排水量は8,422tに達し、過去の日本海軍の古鷹型重巡洋艦並となった。現在計画されているアメリカ海軍のズムウォルト級ミサイル駆逐艦などは更に大型化しており、近代戦艦の原型とされるロイヤル・サブリン級戦艦に匹敵する規模である。
なお、海上自衛隊の汎用護衛艦であるむらさめ型やたかなみ型、ミサイル護衛艦であるこんごう型やあたご型などは英語ではと表記され、駆逐艦とみなされている。
また、ソ連などの大型対潜艦などもその装備や艦の規模から駆逐艦とみなされることがある。なお、ソ連では大型対潜艦とは別に駆逐艦という艦種も定めており、ソ連崩壊前に計画された最後の駆逐艦はソヴレメンヌイ級で、艦隊防空を任務とする西側でいうミサイル駆逐艦だった。
現在、多発しているソマリア沖の海賊対策のためにアメリカ、イギリス、ロシア、日本などの各国が輸送船護衛や海賊監視のために駆逐艦を派遣、ロケットランチャーや小銃で武装した海賊の小型艇の海賊に対し反撃し成果を上げている。