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2.古代の国際交流
広大な領土を有する強力な国家が成立した場合、当然、遠隔地の交流は加速する。そのことは四大文明の発祥地をはじめインカ帝国やアステカ帝国の例を見るまでもなく明らかだ。
古代ギリシャ人は世界として、地中海周辺とエジプトさらにアケメネス朝ペルシャが支配するオリエントの一部を認識していた。アレキサンダー大王の東方遠征によって、ギリシャ人の世界観は一気にインド・中国までに広がった。アレキサンダーがペルシャの皇女を娶ったことに象徴されるように、アレキサンダーの帝国ではコスモポリタニズムが標榜され、遠隔地に住む人々同士の交流が盛んに行われ、その伝統はディアドコイ達が建国した国々やギリシャ文化の影響を強く受けた古代ローマにも受け継がれた。
パックス・ロマーナの下、整備された航路や道路を使って盛んに遠隔地交易が行われ、地中海地域や中東地域をはじめ遠く極東からも珍しい商品がローマにもたらさた<ref>絹、紙etc。</ref>。多様な人種・民族が奴隷となり或いは傭兵となり、またある人々はローマの富を求めて流入し、国際間の交流は益々増加して行った<ref>後漢書に太秦国皇帝安敦(ローマ帝国皇帝マルクス・アウレリウス・アントニヌス?)から派遣された使節に関する記述もある。</ref>。
中東・インド・中国でも強力な世界帝国<ref>パルチア、漢、グプタ朝etc。</ref>が出現し、その影響下にある国々の間では盛んに交易が行われ、多数の交易路や航路が開拓整備された。アフリカ地域でも栄光の古代エジプトのほか、大陸奥部にも王国が成立し、塩や金が大陸を行き交った。このように各地域で発展した交易圏は、時代とともに互いに接触を深め、旧世界においては世界的交易ネットワークが徐々に構築されていった。
(出典:Wikipedia)
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