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9.現代のイスラム教を巡る諸問題
9.9.イスラム教理解そのものに関する問題
欧米や日本などではイスラム教の峻厳・教条的側面のみが強調され、イスラムへの偏った見方をあおっているという主張がある。これはイスラムを差別・敵視する勢力だけにとどまらず、イスラム教を『理解』し、『尊重』しなければいけないと主張する勢力であっても同じであり、そこで言われる『イスラム』とは教条的・原理主義的なものであって、それを機械的な文化相対主義に基づいて『理解』し、『尊重』すべきだと唱えるのみで、イスラム世界に存在する様々な性的・文化的・社会的抑圧に宗教的・非宗教的手段を用いて抵抗するリベラルなムスリムの存在は紹介されないことが多いという意見もある。イスラム教徒をある特定のステレオタイプに基づいて単色の多様性の無い存在として捉え、自分たちとは理解し合えない絶対的な『他者』として分類し、機械的な相対主義の適用に基づいてそれを『尊重』することが果たして真のイスラム教徒との共存に繋がるのかという疑問も提示されている。
(出典:Wikipedia)
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