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2.沿革
1945年の国際連合設立時には、アメリカ合衆国・イギリス・ソビエト連邦・中華民国・フランスの5ヶ国であった。しかし、1971年の中国の代表権問題で中華民国(台湾)が排除されて中華人民共和国が中国の国連代表権を得た事(アルバニア決議)により常任理事国の地位の移動が発生。1991年にも、ソビエト連邦の解体にともなって同国が持っていた国連代表権がロシアへ引き継がれた。
常任理事国はすなわち第二次世界大戦の戦勝国であるという認識がしばしばなされる。しかし第二次大戦の戦勝国は、連合国共同宣言に参加した国々であって、常任理事国以外にもインド、オーストラリア、オランダ、カナダ、キューバ、コスタリカ、チェコスロバキア、ドミニカ共和国、ニュージーランド、ベルギー、ポーランド、ノルウェーなど多数の国が含まれていることから、その認識は正しくないという見方がある。また、常任理事国のうちアメリカ合衆国・イギリス・ソビエト連邦が実質的な戦勝国であり、法的には戦勝国であっても米英によってドイツの占領状態から解放されたフランスや日本軍を駆逐できなかった中華民国が、ドイツや日本に直接攻撃を加えて勝利したというわけではないとの指摘もある。もっとも、これに対しては、連合軍反攻に加わったシャルル・ド・ゴールの自由フランス亡命政権、中華民国がポツダム宣言に名を連ねたことを根拠とする反論もある。
(出典:Wikipedia)