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2.小説
『聖戦士ダンバイン』のTV放映と同時期に富野由悠季自身によって雑誌『野性時代』に連載され、角川書店の角川ノベルスより全6巻の単行本が発売された。挿絵は湖川友謙。後にスニーカー文庫で復刊されたが、現在は共に絶版。
『ダンバイン』と同じくバイストン・ウェルを舞台とし、フェラリオによって召喚された地上人=聖戦士の活躍を描いてはいるが、時代は遡り、オーラバトラーの誕生以前の物語である。
ジュブナイル小説と呼ぶにはあまりにハードな展開、性と残酷の描写、そして富野独特の文体に好みが分かれるところだが、アニメーション作品では見ることのできない富野の「凄まじい部分」をこの上なく堪能できる極上の作品として、長らく入手困難ながら富野ファンの間では必読の書として支持されてきた作品であった。 もちろん(一部に繋がらない要素はあるが)アニメ版の前史として楽しむ事も可能である。2007年、富野自身より加筆再編による復刻版刊行の準備が進んでいる。 小説の特徴として旧日本軍に対する著者の考え方に多くページがさかれている。そしてその考え方を主人公・迫水が受け継いでいる。
また、『ダンバイン』のTVシリーズ終了後に角川書店から刊行されたムック本『バイストン・ウェル物語』では、『野性時代』に連載中だった本作に関しても多くのページが割かれ取り扱われている。富野による『ダンバイン』と本作に共通する世界観解説『インナースペースとしてのバイストン・ウェル』をはじめとして、連載開始から1984年1月号掲載分までのあらすじ、用語解説、そして『聖戦士迫水真次郎の物語』と題し湖川友謙によって小説版中盤までの展開をビジュアル化したイラストストーリー、主要キャラのスケッチなどが収められており、小説版の副読書とも言える内容となっている。
(出典:Wikipedia)