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4.日本における貨幣の歴史
4.4.明治以降
明治政府により藩札処分令が1871年(明治4年)に発せられ、藩札は廃止された。同年2月に現在の造幣局である造幣寮を開設し5月に新貨条例を制定した。このときはじめて円という単位が正式に採用された。1円銀貨のモデルとなったのはメキシコ8リアル銀貨で、これは19世紀に貿易決済用としても国際的に流通していた大型洋銀(貿易銀貨)で、特に幕末期日本にも流入していたものである。7月に紙幣司(現在の国立印刷局)が設けられ、政府紙幣を製造した後、国立銀行紙幣・日本銀行券などの製造にあたった。1882年日本銀行が創設され1885年に最初の日本銀行券が発行された。
2月制定の日本銀行法により弾力的な管理通貨制度が採用されることになった。
日中戦争勃発を機に1938年6月に、貨幣資材調達事情の変化に対し勅令による様式変更を可能とした臨時通貨法が施行され、当初は戦時における時限立法であったが、戦後、期限が削除された上に激しいインフレーションに伴い円単位の臨時補助貨幣が追加されるという事態を招き、この法律の下で1988年まで臨時補助貨幣が発行され続けた。円単位であるにも拘わらず1~500円硬貨が「補助貨幣」と呼ばれたのはこのような背景がある。
1950年代にアメリカでクレジットカードによる決済が始まり、日本では1960年代から同様のサービスが始まった。貨幣を介さず取引を行う時代が到来し、2007年現在のアメリカでは紙幣の信用がクレジットカードに劣るほどである。ただし、クレジットカードはカード番号の不正利用など問題点がないわけではなく、このような欠点を克服するものとして電子マネーが出現するに至っている。
(出典:Wikipedia)
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