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紀元前713年、最初のローマ暦を改変して閏年を作ったとき2月の日数を減らして23日とし、2月23日と3月1日の間に27日間または28日間の閏月を入れた。この規則がその後も踏襲され、2月23日の翌日に閏日を入れることが踏襲された。
最終期のローマ暦は平年の1年の長さは355日で2年に1度、2月23日と2月24日の間に22日間または23日間の閏日を挿入した。
このローマ暦を改変したユリウス暦でも、閏日のおかれる日はひき続き2月23日の翌日となった。ただし、おかれる閏日は1日間となった。
ユリウス暦を改変したグレゴリオ暦でも、閏日を入れる場所はそのまま引き継がれた。つまり、2月23日の翌日である2月24日が閏日とされた。
日本でグレゴリオ暦を採用する際、2月24日を閏日とするのは何の歴史的な根拠もなかったのでこの規則は取り消され、2月29日を閏日と定めた。従って厳密な意味では、日本はグレゴリオ暦を採用していなかったことになる。
しかし欧州連合は、閏日としてよりふさわしい日は2000年2月29日であると決めた。ローマ・カトリック教会も2月29日を閏日であると宣言した。グレゴリオ暦を定めたローマ・カトリック教会がこの決定をしたことにより、今後は2月29日が閏日として定着する可能性は高い。しかし、非カトリック(東方教会など)圏の国で聖名祝日の決定を厳密に行う国においては今後も2月24日が閏日とされる模様である。
2月24日が閏日とされてきた理由はもう1つある。ローマ暦、ユリウス暦では逆算式の暦が使われた。たとえば、「5月31日」ではなく「6月月初の前日」と数えた。ユリウス暦での閏日の挿入方法を厳密に表すと、「閏年には3月1日の6日前と5日前の間に、1日間の閏日を挿入する」となる。当時の書き方だと、「2月28日」は「3月月初の前日」になる。ここで2月28日の翌日に閏日を挿入すると「3月月初の前日」はもともとこの名前がつけられている2月の第28番目の日を指しているのか、それとも言葉の意味どおり3月1日の前日である2月29日を指しているのか分からなくなる。この混乱を防ぐための措置がその後も続けられた。