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8.月齢と呼び名

和暦中国暦の太陰太陽暦では、月の約29.5日の周期を大月(30日間)と小月(29日間)で調整する。このため、毎年月ごとの日数が異なり、煩雑で記憶できない。そこで、毎年大小暦を作成し参照していた。なお、大小暦に絵を描いたものが、後に浮世絵になった。

1日は「朔日(ついたち、さくじつ)」と呼び、30日(または29日)は「晦日(みそか、つごもり)」と呼ぶ。「ついたち」とは「月立ち(つきたち)」、「つごもり」は「月隠り(つきこもり)」が音変化した語である。また、一年の終わり月の30日(または29日)は、「大晦日(おおみそか、おおつごもり)」である。

地球から見て、太陽と月が同じ方向にある瞬間を、中国圏では(さく)または新月と言う。太陰暦太陰太陽暦では、朔を含む日を月初(1日)とする。ユダヤ暦では月の1日をロシュ・ホデシュといい 、ローマ暦ではカレンダエ(Kalendae)という。ローマ暦の場合、月の1日は、必ずしも新月とは一致しない。なお、ローマ暦では、月の第13日または第15日をイードゥース(Īdūs)といい、その9日前の第5日または第7日をノーナエ(Nōnae)という。

朔からの経過時間を日の単位で表したものを月齢という。朔の瞬間を月齢0とするので、グレゴリオ暦採用以後、日本で用いられる旧暦の日付は、その日の深夜0時の月齢に1を足したものとなる。

月齢に応じて、月にはさまざまな呼び名(月名:げつめい)と月相(弦、望、晦、朔)がある。

徐々に月の出は遅くなるため、十五日の満月は日没ごろに昇ってくるのに対してなかなか月が出なくなり、いざよい(ためらう、なかなか進まないの意)、立待(立って待っていると出てくる)、居待(座って待っていると出てくる)、寝待(寝て待っていると出てくる)、更待(夜がふけてから出てくる、あるいはさらに待つと出てくる)と呼ばれる。かつては月明かりは重要な夜の光源であった。

また有明の月、とは明け方になってもまだ残っている月の総称である。

なお、童謡の「お月さん幾つ、十三ななつ」は沖縄民謡の童謡「月ぬかいしゃ」に由来し、13日の月、つまり成熟前が美しいとの意とされ、月齢を年齢になぞらえている。

(出典:Wikipedia)

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