ランキングモンスター
2.特徴
- メジャーに多数存在する典型的なシンカーボーラーであるが、建民の場合は変化量を抑えて球速を上げている。この高速シンカーは好調時には150km/hを超える(最速98マイル)。打者は上っ面を叩いて引っ掛けることが多く、結果として極端に多い内野ゴロと低い奪三振数を記録している(2006年シーズンでは8月までに内野ゴロと外野までの打球の比率が平均3.36であり、これはリーグ最高値である一方、奪三振は49で規定投球回数に到達しているピッチャーの中では最低である。また2006年のシーズンを通した結果では打たれた球の内158がフライとなった一方で483がゴロとなっており、その比率は3.06でリーグトップである<ref name = Nov162006 />)。建民はこのシンカーを主体に投球を組み立てており、その比率は90%前後にも至ると言われている。実際7月8日のデビルレイズ戦では、キャッチャーのホルヘ・ポサダは全103球に対してシンカーの要求を出している。<ref name = Aug132006 />。
- また、建民の高速シンカーについては、所属するヤンキースのギドリー投手コーチや正捕手のポサダが「ボウリングの球のように重い。」と評している。また、アジア人では過去例を見ない2年連続19勝やリーグタイ最多勝の実績から、ヤンキース内や各メディアからも、「ローテーショントップの一人」、「ヤンキースのエース」といった高評価を得るに至っている。
- 他にスライダーとチェンジアップを持ち球としている<ref name = Mar162007>"Notes: Wang on pace to pitch opener," MLB.com, Mar 16 2006</ref>。かなり稀にではあるが、三振を取りにいくときはスプリッターも投げる。
- 2007年のシーズン後半からは高速シンカーだけではなく、これらの変化球の割合を上げて投球スタイル自体を変化させている。<ref name = Mar052009>"王建民、進化する投球と変わらぬ素顔," スポーツナビ, 14 Sep 2007</ref>
- 非常に被本塁打率が低く、1試合(9イニング)あたりの被本塁打数は0.5、被長打率は.375と他を圧倒する。
- 建民のシンカーは直球の握りから人差し指に力を込めてボールを押し出すようにして投げており、人差し指の爪の右脇には『シンカーダコ』ができている<ref name = Aug132006 />。
(出典:Wikipedia)