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1.中距離電車走行路線
1.2.中央線

中央本線においては、いわゆる旧形国電で運行されていた急行電車の運行上の終点である高尾駅を越える客車列車に70系車両(後に、115系)が充当されたことで、急行電車より停車駅の少ない普通電車が走ることとなった。停車駅は高尾まで立川と八王子のみであった。その後、民営化前に三鷹にも停車するようになり、その後立川駅発着の列車は西八王子(その後1996年12月に日野駅豊田駅も追加)に停車をするようになった。

中央線では戦前より一部で複々線化されており、これを利用した緩急分離運転が現在まで長く行われている。急行線を利用する急行(現「快速」)と緩行線を利用する各駅停車がかつてより分かれて運転されていたことと、各駅停車は総武線と直通運転していたため、一般には中央線内でも「両国の方へ行く総武線」と認識されており、各駅停車・急行電車(快速)・普通電車(列車)が並列しても、それほど混乱をもたらさなかった。

戦後になると、「三多摩」周辺市街地の拡大や人口急増により、東京・高尾間の快速は101系103系201系といった最新鋭の4ドア通勤形電車が次々投入され、特別快速通勤快速の設定により、近距離需要を重視した運行形態がとられ、3ドア・ボックス席の115系電車を用いる普通電車は新宿~立川間の需要に応えられず、新宿発着列車が減少した。同じく中電と通勤電車が混在する常磐線では、通勤電車まで15両編成化して需要増大に応えたが、中央線ではこのような措置は取られず、代わりに10両編成の快速電車を日中でも数分間隔で運転するという方針を採り、最大12両編成の中電が停車できるのは新宿・立川間では三鷹駅だけであった。このため、甲府駅松本駅方面へは、立川駅・高尾駅発着の短編成の列車が多くなった。1984年2月1日ダイヤ改正の時点で新宿発着は下り9本、上り7本(うち下り・上り1本ずつは夜行)となっていた。

新宿駅始発の定期列車であった普通列車1985年3月14日のダイヤ改正でいったん下りの夜行便1本を除いて立川駅・高尾駅発着のみとなる。しかし山梨県側の要望もあり、1986年11月1日のダイヤ改正で朝夕を中心に下り7本(うち1本は夜行)、上り4本が再び新宿発着となった。その後、快速電車の201系電車による大月駅までの定期列車乗り入れと引き換えに徐々に新宿発着の普通の本数が削減され、最終的に残っていた早朝・深夜の下り3本、上り1本の新宿発着の列車が1993年12月1日のダイヤ改正で廃止されて姿を消した。

JRの路線案内図では、中央本線はラインカラー「青」で示されており、旧路線図では中距離電車の新宿乗り入れ廃止後もしばらく新宿から大月・甲府方面まで記されていた。現在の新路線図では中央本線は立川から始まり、代わりにラインカラー「オレンジ」の中央線快速が大月まで記されている。

このほか、2008年現在でも、新宿駅や東京駅総武本線千葉駅大宮駅方面より甲府駅松本駅富士急河口湖駅方面へ直通するホリデー快速・快速列車の中には、高尾駅までの快速電車・特別快速よりも停車駅が少ない列車が存在する。例として同じホリデー快速であってもおくたま・あきがわビューやまなし河口湖では停車駅が異なっている。これは前者は中央線特別快速電車の一種であるため中央線内の停車駅は通常の特快と同じだが、後者は中距離の快速列車であるため特快よりも停車駅が少ない。

(出典:Wikipedia)

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