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6.外部との関係
6.2.官憲の浸透工作
IRA暫定派にはその設立直後からイギリス政府の対テロ部署からスパイが送り込まれており、それ以外にも警察へ情報を流していた者がいた。このような「裏切り者」が発覚すると、軍法会議にかけられて処刑された。IRA暫定派では合計63名のメンバーを処刑している。
初めての大規模な浸透が発覚したのは1975年に発表された休戦後であった。翌年に休戦が破棄されると、多くのIRAメンバーが内部情報に基づいて逮捕された。1980年代にも多くのメンバーが密告者の証言によって逮捕され懲役に処されている。アイルランド共和国におけるIRA暫定派指導者であったショーン・オキャラハンはアイルランド警察に情報を流していた事が判明し、イギリス政府によって保護されている。
IRAの高官がイギリス情報機関のスパイであったとの報道が盛んになされるようになった。例として2003年にはイギリスの情報機関Force Research Unitに雇われていた暗号名「ステーキナイフ」がIRA高官のフレディー・スカッパティッチであったと報道された。組織内で防諜局長を務めていた彼はスパイの殺害容疑で告訴されていたが、この報道を否定して名誉毀損裁判を起こしている。2005年にはシン・フェインの高官デニス・ドナルドソンがイギリス政府当局のスパイであったと告白して党を除名されている。ドナルドソンは2006年4月にドネゴール州で射殺されているのが発見された。
IRA暫定派が採用することになった和平戦略はこれら警察のスパイによって提案、採用されたのではないかとの疑惑が持ち上がっている。ジャーナリストのエド・モロニーは自著の中でこの問題について言及している。
(出典:Wikipedia)
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