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7.分類群による違い
7.5.藻類その他[[原生生物]]・[[原核生物]]の場合
多細胞藻類の場合、その内容はほぼ植物と同じである。
単細胞生物の場合には、細胞が個体を構成すると見ることが可能ではある。藻類や原生動物の場合には、この見方でよいと思われる。細菌類の場合、連鎖するものや固まりになるものなど、特定の構造を作る場合があり、むしろそちらを単位と見なした方がよいと思われるものもある。
やっかいなのが細胞群体を形成するものである。ボルボックス目のものは、鞭毛藻類が多数集まった姿で、繁殖はそれぞれの細胞が新しい群体を形成する形で行われる。これは個々の細胞が生殖の単位となっているので、細胞を個体と見ることもできるが、必ず一定数の細胞で動くから、群体を個体と見ることもできる。その中でボルボックスは、生殖細胞が分化しており、群体がはっきりと個体としての性質を示すと言える。しかし、もっとやっかいなのがクンショウモ類である。これも一定数の細胞が集まって群体を形成するものであるが、運動性がないだけに、群体を個体と見なすのに何の問題もないように感じられる。ところが、群体が増える際、親群体の個々の細胞が分裂する点はともかく、これが細胞内で一旦は遊走子の形を取ってしまう。その後、それらが集まって群体ができる。一般に生殖細胞は新しい個体の始まりと考えられる。ところが、ここではひとまず複数の生殖細胞が形成された後、改めてそれらが集まって群体ができるというのは、他の生物と比較した場合、全く奇妙である。細胞性粘菌の集合にやや似なくもない。いずれにせよ、個体性を考える場合には大きな問題となろう。
(出典:Wikipedia)
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