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7.分類群による違い
7.4.粘菌類の場合
粘菌類は、個体の概念に問題を投げかける点が多い。 粘菌類の多核体の変形体は、変形しつつ移動し、微生物などの餌を漁る。この時点では変形体が一つの個体と考え得る。分裂させれば簡単に増えることもできるが、それはまあ例がないことではない。しかし、子実体を形成する際、多くのものでは、変形体が細分して、小さな子実体の集まりの形になる。朽ち木の表面にずらりと並んだ子実体の群れは、単一の変形体に由来するから、これらをまとめて一個体と見なすべきかもしれないが、それらの間の連絡は全く存在しない。ただし、子実体は栄養活動を全く行わない。
細胞性粘菌の場合には、これとは逆の現象がある。栄養体は単細胞のアメーバ状体で、細胞分裂によって増殖する。これを個体と見なすのはたやすい。しかし、子実体を形成する際、単細胞アメーバが集合して一つのかたまりとなる。その結果、明らかな形を持つ多細胞の子実体ができるが、これは多数個体のアメーバに由来する。そこで、単細胞アメーバを個体と見なし、集合する事を社会的性質と見なし、この類を「社会性アメーバ」ということもある。
(出典:Wikipedia)
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