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5.商標
Panasonic(パナソニック)
Pan a Sonicより。「全ての」の意の「PAN」と「」を意味する「SONIC」からなる。海外で「National」の商標が登録されていたことと、「ナショナル」という響きが「国家主義」と取られかねないため(形容詞「国立」「国家の」の意)に海外向けのブランドとして制定。「松下電器の音をあまねく世界へ」という意味が込められている。1955年に輸出用スピーカーのブランドとして用いられたのが初めで、1961年から対米輸出品に用いられた<ref>松下電器、社名も「パナソニック」に ブランド名と統一 asahi.com 2008年1月10日</ref>。ただし、1955年当時は「PanaSonic」、1961年からは「PANASONIC」であった。
1971年に表記を現在の「Panasonic」へ変更。フォントはHelveticaファミリーの1つ「Helvetica Black」を使用。欧米で最も有名なサンセリフ体を使うことで、Helveticaを見るたびにPanasonicを想起することを狙ったもの。定番書体を逆手に取った戦略である。(Nationalも同じフォントを使用。)
2008年7月以降、現在では全世界的に全ての部門に於いて「Panasonic」に統一されている。またグローバルブランドスローガンとして「Panasonic ideas for life」を導入している。(なお、このスローガンは国際的に「Panasonic」ロゴの下に表記されるが、アメリカカナダでは「Panasonic」ロゴの下ではなく、右側に表記される。)
日本国内では、1927年以降全ての部門に「National」ブランドを使用していたが、日本国外で商標の関係で用いることができないこと、また保守的なイメージの刷新を狙うという理由で、1986年より映像・音響機器部門(放送業務用機器も含む)に「Panasonic」ブランドの使用を開始した。この後20年以上に渡り、白物家電部門や松下電工(当時)などの「National」ブランドと、映像・音響機器部門の「Panasonic」ブランドが併用されていたが、2008年10月1日に社名を「松下電器産業株式会社」から「パナソニック株式会社」に変更すると同時に、全ての部門を「Panasonic」ブランドで統一した。なお1988年まではMSX2パソコンやカーオーディオを除いた映像・音響機器は「National」ブランドを使用していたが、同年に発売されたカラーテレビPANACOLOR X」、ビデオデッキマックロード NV-F70」から全面的に「Panasonic」ブランドへ移行した。
社名変更直前の2008年9月当時では、松下電工製品を含め、電子機器、制御機器、カーナビや盗難防止装置などの自動車用電化製品、通信機器などにも「Panasonic」が使われていた。電気鉛筆削り機も「Panasonic」を使用していた。なお、1960年代 - 1970年代にかけて、国内で販売されるトランジスタラジオに「National Panasonic」を使用(1960年代後半にはトランジスタテレビにも使用)。2003年4月までは「National/Panasonic」、「National/Panasonic/Technics」という表記もされていた(保証書では表記されているものもある)が現在は併記は認められず、「Panasonic」「National」「Technics」を使用する。
このパナソニックというブランド名があったためか、電産・電工の商品名に「パナ○○」(パナカラー、パナホーム、パナコラン(高周波治療器 細川隆一郎の「パナコランで肩コラン」というテレビCMでも有名になった)、パナピック(レコードシートを応用した製品)など)といったものが多くつけられていた。
なお、「パナソニック」は香港の関連会社「信興集團」の販売品では「樂聲牌」と表記され、台湾では「國際牌」と表記される場合がある。
National(ナショナル)
松下幸之助が新聞記事上にあった『インターナショナル』の文字に注目し、「国民 (national) のための」という意味を込めて命名された。日本においては音響機器で限定的に「Panasonic」や「Technics」ブランドが導入されたものの、戦前昭和初期の1927年から2008年の「パナソニック」への社名変更発表まで長らく「National」が電産・電工製品の主軸ブランドであった。『明るいナショナル』で始まるテレビやラジオの一社提供番組冠スポンサー番組)を含む各種広告や販売網(ナショナルショップ、ナショナル店会)の強力な展開もあり、家電製品のトップブランドとして、日本国内で幅広く浸透していたブランドであったが、社名変更後は使用されていない。海外ではナショナルを「インターナショナル」と呼ばれることがある。
先の松下電工(当時)との事業統合により、両社ともオレンジ色のNationalロゴへ変更された。それ以前は電産が赤色、電工が青色 - 黄色だった。また、乾電池においては一般市販品のマンガン乾電池はナショナル(その後、デザイン・型番は変更せず、パナソニックブランドに切り替わる)。海外の逆輸入品・非市販品のマンガン乾電池リモコンなど商品への添付用)、一般市販品・非市販品のアルカリ乾電池オキシライド乾電池、リチウム電池(電気うき用のピン型を除く)、二次電池がパナソニックを用いている(パナソニック充電式ニッケル水素電池)。
この「ナショナル」ブランド使用は2008年6月30日製造・出荷、発売分を以て終了し、翌7月1日より順次「パナソニック」への一本化を開始した。「ナショナル」商品は2008年7月以降「在庫・展示品限り」となっており、無くなり次第(同年9月30日をもって)店頭から消えると共に、翌2009年内に「ナショナル」ブランドは完全に消滅する見込み。とはいえ、松下電器・電工時代に全国津々浦々で販売された「ナショナル」ブランドの商品は(特に、電球などの消耗品や配線器具に至っては)膨大な数であり、2010年以降も、暫くの間市場に残る可能性がある(ただ、品番・デザインは変更せずに「Panasonic」ロゴや「パナソニック電工」のみに変更された商品もある)。現に調理器具などの分野では2009年1月までまだブランド変更が行われていない商品もあった。
パナソニックに社名変更した2008年10月以降、一部の白物家電カタログで掲載されている「ナショナル」商品(推奨部品・消耗品を含む)には「National」ロゴを付けている。ウェブサイトでの商品案内では「ナショナルのブランドです」と表記されている。
Technics(テクニクス)
1970〜1980年代に使われていたハイエンド系(高級)音響機器のブランド。日本国内で音響機器への「パナソニック」ブランド投入前は比較的低価格の音響機器にも使われていた。また姉妹品として電子オルガンテクニトーンも存在していた。
RAMSA(ラムサ)
業務用の音響(PA)機材に使用。現在はパナソニックの商品の一部となっている。
Quasar
北米特定商品ブランド。1974年に米国のモトローラ社から一部事業を買収した際に、同社がカラーTVに使用していたブランドを引き継いだ。
Rasonic
香港の関連会社「信興電工工程有限公司」(SHUN HING ELECTRIC WORKS AND ENGINEERING CO., LTD.)が展開する参照。

この他、会社の黎明期には松下から「マーツ」(MURZ)1や、所在地の門真市と最大の英語読みを引っ掛けて「KADOMAX」のブランド名2も使用されていたことがある。

(出典:Wikipedia)

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