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10.8決戦のまとめ
10.8決戦(じってんはちけっせん)<ref group="注釈">「10・8決戦」(じゅうはちけっせん)とも呼ばれる。</ref>は、1994年10月8日に愛知県名古屋市のナゴヤ球場で行われたプロ野球セントラル・リーグ(以下セ・リーグ)の中日ドラゴンズ(以下中日)対読売ジャイアンツ(以下巨人)第26回戦を指す俗称である。
日本プロ野球史上初めて、シーズンの勝率が同率首位で並んだチーム同士の最終戦での直接対戦によって優勝チームが決定した<ref group="注釈" name="y1973">1973年10月22日、阪神が2位巨人に0.5ゲーム差で首位にいた状況で、両チームにとっての最終戦が優勝を決定する直接対決として行なわれた。ただし、長嶋は当時コーチ兼任選手として巨人に在籍していたものの、別の試合で負傷のため試合会場に行かなかった(『週刊ベースボール』1973年11月5日号 834号)。なお、高木は、同年10月20日に阪神を破ってこの局面を「演出」した中日に選手として在籍していた。(V9 (読売ジャイアンツ)も参照)</ref><ref group="注釈">関係者から見たこの試合の位置づけについて、川相は、自著『明日への送りバント』で「日本シリーズでの第七戦とはまた意味合いの違う(中略)ここで破れれば、一二九試合、なんのために気持ちを切らさずにがんばってきたのかわからなくなります」と述べている。</ref>。後述するとおり、日本社会の広い範囲から注目された事象である<ref group="注釈"> 電通は、『広告景気年表:1994年』の「世相・風俗(1994)」において、「プロ野球を中心にスポーツ界に話題が集まる」として、イチローの210安打、巨人の「日本一」と並んでこの試合を取り上げている。</ref>。